五話 ページ6
……寒いな。寒い。外はもうすぐ夏になるはずなのに……俺だけがまだここにいて、人殺しは何事も無かったかのように被害者面をして社会に戻っていく。
なんで……なんで俺なの。
この前は面会ガラス腰に社長家族の近親者に何度も、何度も、怒鳴られた。
大人しそうな振りをして、だとか一体何を考えているんだきもちわるい、とか。
それにしてもやっぱり今日は寒いや……体もだるい、
松田｢事情聴取の、時間だっていつまで寝ているんだ｣
そう言えば松田さんは初めての事情聴取以降、優しくしてくれている。
それが悲しい。こんな人を悲しませたのか、とか考えると。その上で優しくしてくれるだなんて本当に凄い人だよね、
松田｢聞いているのか？？おい？｣
ごめん、だるいんだ、少し待っててちゃんと行くから
松田｢っ入るからな？｣
あー、布団とられた
松田｢って熱があるじゃねぇか！！それもかなり、見た所、痙攣か分からないが震えている｣
そっか、この違和感は震えてたんだ……だから、震えていたから出そうにも声が出なかったのかな？
でもこのくらいならなんってこともない。我慢出来る……だなら大丈夫。
松田｢警察病院が付属していてよかった、おぶるからもう少しまっていろ｣
そしてそのまま出たけれど、行く途中に先の近親者が来ていたのだろう。また罵られた。病院に連れていく必要なんて無いだろうって
もう心の中でも返答する気力もないや
――そこからは覚えていない――
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 688人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「名探偵コナン」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍那 - 9話の最後の方 髪ではなく神でないでしょうか？ (2019年5月3日 1時) (
レス) id: fa7f1f719a (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 10話降谷side：『開いた口が止まらなかった……』とありますが、文章としては『開いた口が塞がらなかった……』の方が正しいと思うのですが…。 (2019年5月2日 22時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
はるき(プロフ) - 内容がすごい…！(いい意味)ここから夢主くんは、どうなっていくんだろ…続きが気になる！ (2019年4月27日 18時) (レス) id: c6290f0488 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マレイ | 作成日時：2019年4月27日 12時
