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吉と出るか凶と出るか ページ10

りょう.






てつやが意味不明な宣戦布告を、としみつにしてから
数時間前が経った。


企画会議も終了し、各々でくつろぎ始めた。






険悪なムードを破ったのは、





しば「なんか嫌じゃない？この空気なんなん」




珍しく険しい顔のしばゆーに視線が集まる。





ちなみにAは、ニトロと買出し中。




てつやの家のリビングには、
東海オンエアだけだ。





て「...」

しば「ちゃんと皆で話そうよ。てつやの突発的な考えでAに何かあってからじゃ遅いし、としみつとてつやがこのままずっと話さんのも普通に嫌だし」

りょ「そうだね。」

ゆめ「まぁ、ね...俺も嫌かなぁ。。仮にこれが原因で解散とか、脱退になるのも嫌だし」

むし「なんか二人共お互いに言いたいこととかないの？」

て「...なんで付き合ったん」

とし「なんでって何」

て「...絶対知っとったやん...俺が...アイツのこと好きだったの」

とし「知ってたよ。ずっと」

て「なんなん」

とし「こっちの台詞だし。」

て「は？」

とし「じゃあお前はAがお前の事で傷ついて皆から隠れてマジ泣きしてたん知ってるか？Aの事が好きだったなら、その人が1番辛かった時にそばにいてやるのがお前だったんじゃないん？」





としみつの攻撃に黙り込むてつや。
捨てられた子犬みたい。




とし「なのにお前は次から次へと取っかえ引っ変えで女と付き合っては、さよなら。それがAの気を引きたかったから？Aにまた、てっちゃんって呼んで欲しかったから？は？ふざけんなだし普通に」

て「...それは俺が悪かったよ、？やり方間違ってたなって」

とし「その間違いに気がついたのもさっきやん。それじゃあもう遅せぇんだよ」

とし「でもお前がマジで、本気出すならしなよ。ちゃんと正々堂々と戦うつもりだから。」




としみつって、



Aの事になるとこんな顔すんだ





て「本気出すよ...」

むし「今までみたいなんじゃダメだからね？てつや」

て「分かってる、」

しば「Aには...この事誰が話す？」

ゆめ「まぁ、、、虫さん？」

むし「ん、話しとく。いいね？」

とし「いいよ」

て「分かった」





更に悪化した空気の中、買出し中の
2人が帰ってきた。




りょ「とにかく、皆今まで通りね。」

て「ん」

とし「分かった」




ニトロ「戻りましたぁ」

「ただいま」



6人「おかえり」







さて、吉と出るか凶と出るか。見物。






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