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決断 ページ23

you.






あの後、ニトロと色々話して
ニトロを帰した。



話し合って出した決断は、

皆が岡崎に帰ってくる明日

多分ここに来るだろうから

そこで皆で今後を話し合うと。



ニトロも一緒に。



お互い言いたいことをぶつけ合おうと。





「...明日か」






いっそ、頭を打って記憶喪失にでもなりたかった。




正直怖い。

みんなに会うのが。




最後にみんなに会ったのが、
私が怒った日。




どんな面下げて会えばいいのかな。






「...綺麗だな」






綺麗な丸い、黄色い月。


満月。




てつやを諦めると決めた日も





こんな満月だったな。




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.






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〜次の日






二「どうしようAさん...心臓がバックバクです」




皆がくる前に、朝早くから来ているニトロは
病室内をさっきからうろちょろしていて落ち着きがない




「大丈夫だよ。いざって時はちゃんと、人の気持ちを聞ける人達だから。」

ニ「...はい」








カチカチと、病室の壁にかけてある時計の
針が進んでいく。




そしてついにその時はやってきた。








ドアの向こうから大勢が近づいてくる足音。






私は目を瞑り、その足音を確かめた。







「りょうくん、...むしさん...」

ニ「...」

「ゆめまる、.....しばゆー」

「としくん...、...................てっちゃん」






-ガラガラー





病室の扉が開いた瞬間、
私の目も開いた。







て「え？」




一番乗りで病室に足を踏み入れた、
てつやが固まった。



そしてその後ろから






りょ「なに、てつや。邪魔なんだk...」

虫「...え」



ゆめ「、」

し「。」

とし「...？」






6人は入口付近で固まった。








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