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俺とキャシーはカップルで賑わう飲食店の個室でディナーを食べていた。話題はもっぱらBTS。
｢あの時のホビとAの絡みがしんどかった｣
キャシーはお酒を飲んでから、さらに興奮しているみたいだった。本人の前でする惚気ってどうなの？ これめちゃくちゃ嬉しいけどめちゃくちゃ照れる。
『キャシー、そろそろ水飲んで』
キャシーはお冷をひとくち含んでから俺を見た。目が座ってるから超怖いんだけど。俺いまから何言われるの？
変にドキドキしながらキャシーの赤のリップがよれた唇を見た。
｢Aは誰か好きな人いないの？｣
俺は慌てて口から溢れそうになった烏龍茶を飲み込んだ。ちょっと気持ち悪い。
『随分急だね！？』
ドクドクと心臓が早鐘をうつ。
｢そこんとこどうなのよ〜｣
キャシーはニヤニヤしながら、マドラーでグラスの中をかき回した。カラカラとなる氷が耳に心地よい。
『いやぁ、これ言ってもいいやつなの？』
こんな話をしてる俺たちは学生に戻ったみたいで楽しい。こんな飲食店の個室じゃなくて放課後のマックだったら最高なのに。
｢いいじゃない、どうせ私しか聞いてないわ｣
右手の薬指に輝く俺とお揃いの指輪を撫でてから、キャシーは続けて言った。
｢それに私、酔ってる時の記憶は全部消えちゃうのよ｣
『それは俺ちょっと心配だな？』
｢ほらほらー言っちゃいなさいよ？｣
酔っているキャシーにつられて、酒をひと口も飲んでない俺も雰囲気に酔っていた。
だから、口走っちゃったのは酒のせい。
『……いる』
キャシーはより一層笑みを深めた。
｢え？ 誰？｣
『ほ、ホビ……』
キャシーは一瞬動きを止めた。その後ゆっくり手をニヤニヤしている口元に寄せて、俺を見つめた。
俺はこの状況が恥ずかしくて暑くてたまらなかった。
＿＿
最近更新遅くて申し訳ないです、煙草の方もぼちぼち更新しますね。お待たせした上に内容も薄くて、もうほんとに不甲斐ないです
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日紫喜(プロフ) - ひらたさん» わぁぁ……！！ 嬉しいなあ！ ありがとうございます！ これからも頑張ります！！コメントありがとうございました！！ (2021年1月1日 22時) (
レス) id: c77b20293f (このIDを非表示/違反報告)
ひらた(プロフ) - メンバーたちとの絡みが天才です‥‥‥‥！！思わずコメントしてしまいました！！男主くんのキャラクターが好きで好きで・・・！頑張ってください、応援してます！！ (2021年1月1日 2時) (レス) id: 8bff64fcc3 (このIDを非表示/違反報告)
日紫喜(プロフ) - ayameさん» うわわわご指摘ありがとうございます！有難いです……早いうちに言っていただいたおかげでほんとに助かりました！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年12月27日 23時) (レス) id: c77b20293f (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - コメント失礼します。韓国で男性が年上の男性を呼ぶ時は「ヒョン」で、女性が年上の男性を呼ぶ時が「オッパ」です！この小説とても好きで続きが楽しみです！頑張ってください (2020年12月27日 20時) (レス) id: cf318a3932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日紫喜 | 作成日時：2020年12月27日 0時
