✿ 7話 ページ8
警察学校の朝は早い。
6時に起床。布団を畳み換気のため窓を開ける。
ジャージに着替え、グランドに集合。
点呼をとり、警察体操をしてから、グランド1周。
これが警察学校の決まり。
「眠そうだな、松田」
「ゼロか、……まあな」
眠そうな顔でランニングしている陣平の横に、降谷零が並び声をかける。
「陣平ちゃんが眠そうなのは毎日のことだろ〜?」
「そういう、萩原も眠そうだな?」
諸伏景光がそう言うと、「……さすが諸伏ちゃん正解」と、眠そうな表情を隠してた萩原は、当てられたことに驚く。
「お前ら、朝からそんなだと体力持たねぇぞ?」
そんな2人を心配してか伊達航は後ろから声をかけた。
その表情は眠そうな2人とは違い、シャキッとしている。
「ランニング、終了!! この後は柔道の訓練、柔道着に着替え持ち場に集合!!」
教場の呼び掛けに、返事をし校舎へと足を進めると、別の教場の女子に声をかけられ、足が止まる。
「萩原くーん! 今日の合コン、19時からでいいんでしょー?」
「ああ! 合ってるよー!」
萩原は、笑顔で女子に答えた後、「陣平ちゃん、くるでしょ?」と、陣平の方を見る。陣平は「合コンは行かねえ」と断るとスタスタと歩き始めた。
「ちょ、待ってよ陣平ちゃん! 冗談! 冗談だから!……痛い!! ごめんって〜〜」
「松田、もしかして……!」
「……彼女、いるし」
「やはりか」納得したような表情をする降谷
「えぇっ!?」と、驚く諸伏
「だろーな! 電話で話してんの聞こえちまってよ」と、申し訳なさそうな伊達。
「俺が恋のキューピットね♡」
萩原はウィンクをしながら陣平の肩に腕を回した。
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まちゃ(プロフ) - lurinさん» コメントありがとうございます! ついつい私も書くのが楽しくなってしまって笑 ご心配ありがとうございます!( *˙˙*)♡ 無理のない程度で頑張ります! (2022年5月1日 22時) (レス) id: 65470c02c7 (このIDを非表示/違反報告)
lurin(プロフ) - 更新頻度が高くて嬉しいです!ですが、無理はなさらず、これからも頑張ってください!応援してます^ ^ (2022年5月1日 20時) (レス) @page12 id: 4b5ad4180e (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます! そう言ってもらえて嬉しいです( *˙˙*)♬︎♡ 頑張ります! (2022年4月30日 14時) (レス) id: 65470c02c7 (このIDを非表示/違反報告)
らら - うわぁぁぁ...すごい気になる続きが...!!めっちゃ応援してます!!頑張ってください (2022年4月29日 8時) (レス) @page4 id: 72f8657db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まちゃ | 作成日時:2022年4月28日 21時