検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:25,997 hit

ページ9

そんなある日。



「やっぱ俺だけはズルい
平野も映して」


『…えっ』



自分の部屋と私服だけ見られるのは不公平だ、と少しふて腐れたような声で赤葦は言った。

困ったし、不貞腐れてるの可愛い。


赤葦に見られるなら、お化粧したいし
お洒落もしたい。
それに部屋の掃除も



『へ、部屋を見せるのはちょっと
今度ね!今度!!』


「じゃあ、明日」


『あした!?』



最近は、英語の勉強をする時間よりも2人で話す時間の方が長くなっていた。
この間なんか、赤葦が急にファッションショーもどきを始めた。

突然のことに笑いながらも、服のセンスが良すぎてスクショをしたのはバレていないと信じたい

赤葦の隣に立てるのはどんな女の子なんだろう。

お洒落な子?可愛い子?

素敵な子なんだろうな、なんて。

大学に行ったらますます赤葦はモテるだろう。
ルックスよし、性格良し、


考え出したら止まらない。
自分なんか、と思わず俯いてしまう。

ふと思いついた。
気持ちを伝えるなら、今しかないんじゃないか。
大学に入ってから後から赤葦と出会う女の子と赤葦が付き合う前に、


今、この期間で気持ちを伝えるしか、
ないんじゃないか。



どうしても、私は貴方の彼女になりたい。

恋→←し



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
165人がお気に入り
設定タグ:赤葦京治 , ハイキュー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:玄人になりたい桃 | 作成日時:2020年5月27日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。