君とまた会う日まで【オリジナル】 (ページ4)

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3.絶望ページ4

(私は、この時絶望した)
(今まで親だと思っていた人達は赤の他人で)
(妹だと可愛がっていた子は、血の繋がっていない赤の他人の子だったということに)

リムり「じゃ、じゃあ父さんと母さんは今まで血の繋がりの無い他人の子を育ててたの？！」
母「まぁ、そういう事になるわね」
は＿＿＿＿
嘘だぁ
そんなの信じない
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だうそだ

あ！
リムり「この事リーラはしってるの？！」
父「知らないぞ？」
母「何当たり前な事言ってるの？」
リムり「この事リーラに知られたら大変？」
母「そうね、今まで姉だと思っていた人が他人だなんてしれたら混乱しちゃうもの」

リムり「だったら、取り引きしよう」
父「取り引き...？」
リムり「そう、取り引き」
母「何を？」
リムり「この事リーラに言わないから、私を国立夜狐学院に入れて」

「「は？！」」
父「何を言っているんだ！そんな金うちには無いことなど知っているだろう！」
母「そうよ！だいだい養ってもらってる立場でなんてことを！」
父「そもそもあそこは、推薦がないと入れなんだぞ！」

リムり「お金や、推薦は、心配いらない」
母「何に言って」

リムり「私は、もう推薦貰ってるし学費は、免除してくれるらしいし」
リムり「それに、寮に入ればあなた方に干渉しなくなりますし」
リムり「いい事尽くしでしょ？」

父「んなっ」
母「あなた落ち着いて、リムり」
リムり「っ、何」
母「この取り引きするわ」
リムり「じゃあ！」
父「おい、咲？！正気か？！」
母「ええ、正気よ」
父「んで」

母「いいわね！」
父「わ、分かった」