バイトです。命の危機です。【d！】 (ページ3)

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２話ページ3

何も出来ない人間のAは…

生徒会を避けているのである！！！！

理由は１つ、格上の生徒会の前に格下のカス、凡人ポンコ((そんな言わんで良くない？？？

とりあえず生徒会の前に人間のAが行って失礼なことしたら

生徒会の能力で塵になる可能性があるから。((塵…

あと単純に陽キャラ嫌いだから。以上。

だって怖いじゃん！！！

絶対すぐ〇されるし！！！

『う“う“～』

「そんなAさんに！！！」

『なにぃ？』

「コレ！！」

そう言うと綾は自分のバックから１枚のチラシを取り出した。

『え？何コレ』

「ちゃんと見て」

んーっと…

『動物カフェ、バイト募集中…』ﾎﾞｿｯ

「そう！！」

それは駅前の動物カフェのバイト募集のチラシだった。

『は？？』

「だから、動物と触れ合って癒されてきなさいよって話！！」

『えー』

「だってA金欠なんでしょ？」

『う』

「さらに癒されたい。ピッタリじゃん。」

『でも…』

「いいじゃん！とりあえず明日行ってみなよ。」

そう言うと綾は私のバックにチラシを入れてきた。

「あ、もう外暗くなってきてる！帰ろ～」

『…ま、いっか。』ﾎﾞｿｯ

その日は周りが暗くなってきていたため家に帰った。

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次の日

『おはよーございます…』ﾎﾞｿｯ

あくび紛れに挨拶したらシャキッとしろって怒られた～…

眠いんだよこっちはぁ…

『綾は…』

ぁ、男子に囲まれてる。

…話かけんの、後にしよ。

私はやることがなかったので廊下に出ることにした。

身長が異様に低かったり、浮いてたり、角が生えてたり。また、頭に輪っかがついてる子もいる。

…私だけだな、人間。

窓を開けて風邪を浴びる。

今日は補習の日。学んだって変わんないのにな。

少女は１度、グーッと伸びをした後、また教室へと戻っていった。

「あれぇ？」

『げ』

「Aさんじゃないですかぁ♡」

甘ったるい声が後ろから聞こえる。

あぁ、今日は本当についてない。

『…どうも』

「きょお、ミオ～遅刻しそうになっちゃったんだけどぉ、頑張ってビュンッて来たのぉ♡」

『…』

「先輩はぁ、毎日早く来てえらーい♡“能力”使えばいいのにぃ♡」

『…失礼します。』

なんだあの女…ほんと…

癒しがほしいぃぃぃぃぃ…