Forever L《Kento.N》

バレる ページ30

健人side



健人｢…はよー｣


楽屋に、まさかの今日は最後着。


風磨よりかはいっつも早いはずなのに…


風磨｢今日おせーじゃん｣


健人｢ま、まあな｣


風磨｢Aとはどう？｣


健人｢言わねー｣


風磨｢…へー。何？ニヤニヤしてっけど｣


そう、風磨に指摘され、

自分がにやけていたことに気づく。



健人｢…別にっ｣


風磨｢ちゅーできたとか？｣


健人｢いや…｣


風磨｢うわ、もしかしてお前、

A抱いた？！｣


メンバー｢！？！？｣


健人｢声おっきいって、

お前……もー、マジかよ…｣


風磨｢…待って、マジなんだ…。

まあ、お前らがラブラブでなにより｣


聡｢え、ちょ、待って…意味不明｣


勝利｢会話的に…なんか、もう、

ついてけない…｣


聡｢え…健人…くん、……彼女、いたの？｣


はい、バレました。


ギロりと風磨を睨むと、


風磨｢知るかよバカ｣


逆ギレするし。


勝利｢え、待って、ちゃんと教えて？！｣


聡｢…うん、もう分かんない｣


ふたりは興奮気味だし。


マリウスはなんか真顔で見つめてくるし。



健人｢は、話すから！…

……絶対、言うなよ？｣


聡 勝利｢は、はい！｣


Aのことを話し終えた。


勝利｢…A…さんって、

美人ですか？｣


健人｢はあ？ちょ、勝利、狙うなよ？｣


風磨｢ちょーかわいーよ｣


呑気に唐揚げ弁当を食いながら

言う風磨。

そもそも、原因作ったのお前だからな？！



風磨｢俺の幼馴染みで、

中島の通ってる大学のミスなの｣


聡｢マジ？見たいー｣


勝利｢俺も俺もー｣


マリウス｢僕も見たい…けど、何を？｣


全員｢はあっ？！｣


マリウス｢まずさ、抱くって何？抱っこ？｣


風磨｢いや、もう、いいよ、

マリウスには

大人のSexy Zoneを知るのはまだ早い｣


マリウス｢何なのもう！｣


風磨｢まあ中島は、セクスィーゾーンなんだ｣



なんかボケ始めてるし。


健人｢まあいつか機会があったら

会わせてやるよ｣


聡 勝利｢え、やったぁ｣

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