Forever L《Kento.N》

照れる ページ25

健人side



健人｢大丈夫だってぇ…｣


A｢…えぇ｣



とか言いながらも、俺が顔を近づけると、

目を瞑ったAちゃん。



あと少しで唇…



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ



携帯の着信音が鳴って、

俺らは勢いよく離れた。


A｢わ、びっくりした…｣


健人｢心臓バクバクいってる…てか

誰の携帯なの？超迷惑ー｣


A｢あはは…だね｣


健人｢誰にも見られてなかったよね？｣


A｢た、多分ね…｣



あぁ、キスしたいなぁ…


今日も綺麗にアレンジした

ゆるく巻いた髪には、

キラキラと光るパールのアクセサリーが

ついている。

いつもと変わらず、丁寧に仕上げた

ナチュラルメイク。

サラサラとした柔らかい生地のトップス。

耳で揺れるイヤリング。



やっぱり彼女からは、目を離せない。


好きだなぁ…


本当に可愛い…


健人｢Aちゃん…

…俺ん家来ない？｣



俺だけのものにしたい。



A｢…え？｣


健人｢…ダメ？｣


A｢い、いや…｣


健人｢じゃあ決まりね｣


A｢え、うん…｣


健人｢…お泊まり、大丈夫？｣


遠まわしに、それをしても

いいか言った。



A｢えっ…うん/////｣


健人｢ふふっ、…良かった…｣


A｢あの、さ、あれ。

…お酒、飲みに行こ｣


健人｢はいはい｣


お酒の力を借りたいわけね？笑


A｢…うん。美味しいカクテル

作ってくれるとこあるから、

そこ行こ｣


健人｢そうだね｣


風磨から聞いた感じ、


元彼とかと、そういうことを


したことはあるらしいし。


初めてではないはず。



…彼女の全てが欲しい。

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