出会い ページ1
健人side
やっべぇ…
PON!の撮影行ってたら
大学遅れるっ……!
電車を降り、ダッシュで
向かう。
やべっ、汗だくじゃん。
髪もくしゃくしゃ。
変装も何もしてないのに、
恥ずいじゃん。
やっと着いた…
大きな扉の前で、
手で髪を整えて、
手の甲で汗をぬぐい、
ゆっくり扉を開いた。
よしっ、後ろの席に座ろっと…
健人「お隣、失礼します…」
シャーペンを片手に、
板書している女性に声をかけた。
A「…え?あ、どうぞ…」
顔を上げたその人は、
すごく綺麗だった。
ぱっちりした二重まぶたに
長いまつ毛が印象的な綺麗な目から
視線を逸らせない。
A「汗びっしょりですね。
これで良かったら、どうぞ」
と言い、差し出されたのは
淡いピンク色の綺麗なハンカチ。
こんなんで汗なんかふけるかよ…
健人「あ、いや…大丈夫…です」
俺って、こんな感じだったっけ?
弱気だったっけ?
A「いや、風邪ひいちゃいますよ?」
健人「大丈夫なんで!」
A「…ダメです。持っといてください。
唯でさえ芸能人なんですから…」
あれ?分かってたの?
健人「えっ…」
A「中島健人さん、ですよね?」
健人「えっ、あ、はい…」
A「私が思っていたイメージと
違ってびっくりです。
気の強い方なのかと思っていました」
健人「あ、あはは…いやぁ」
A「はい。ハンカチ」
健人「あ、ありがとう」
A「あはは、いえいえ」
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楓子(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2017年2月19日 20時) (レス) id: 8ad7fda74c (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 突然【健人くんが送ってくれると行ってくれて】→言ってくれて、 白いシーツ【下着来てるとはいえ】→着てる だと思います。 (2017年2月19日 19時) (レス) id: 4961666d39 (このIDを非表示/違反報告)
ミチル - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 今日も更新ありがとうございます。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2016年9月29日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
楓子(プロフ) - ミチルさん» 有り難うございます。そう言ってもらえて嬉しいかぎりです。時間の合間に頑張ります。 (2016年9月28日 19時) (レス) id: 8ad7fda74c (このIDを非表示/違反報告)
ミチル - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2016年9月27日 23時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓子 | 作成日時:2016年8月24日 23時