ウネ物語⑤ (ページ35)

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EH「………ユナ……」

とっさにヒョクが手を伸ばして彼女の背中をさすった。

私はゆっくり彼女に近づき、ユナのキレイな髪を撫でた。

「……………ユナちゃん、……ごめんなさい。全ては私のせい。あなたから、大切なものを奪ってしまった…。本当にごめんなさい…」

YN「………っぅ」

「…前に、ドンへも言ってたでしょ？あなたには笑っててほしい。あなたには幸せに…生きてほしいって…私なんかが言っても…説得力ないけど…何かできることがあれば、言ってほしい。」

そう涙ながらに彼女に言った瞬間、

ユナは私に抱きついた。

「……えっ……」

YN「………Aオンニっ……ごめんなさい…ごめんなさい…」

ぎゅっと私の身体を抱きしめる。

ユナの小さな体は、暖かくて、

まだ子供のように華奢で…

なんだか…まもってあげたくなった

「………もう、いいよ…私こそ、ごめんなさい。」

………と、その時

ガチャ……と扉が開いたと思ったら

HC「やー！！ヒチョル様が来たぞ！！」

いきなりヒチョルさんがお酒の入った袋を

手にしながら入ってきた。

そこにいた全員がビックリして肩をすくめた。

HC「……って何してんだ？」

カオスな光景にヒチョルさんは
目を丸くしてキョロキョロと私達をみた。

EH「……あ、いや説明したら長くなるんだけど…」

ヒョクが渋々口を開く。

LT「こんばんわー！」

と、今度はイトゥクさんが
やってきた。

KH「おじゃましまーす。」

YS「おじゃま……ってなに？玄関で渋滞？」

HC「ユナ。」

ヒチョルさんはユナを見て
少しビックリした様子だった。

YN「…………」

「…ヒチョルさん、、あの…これは…」

すると、ユナの腕を引っ張り、ずかずかと家にあげるヒチョルさん。

HC「うし！もう俺は飲みたくて仕方ねーんだ。ユナ、お前も付き合え！」

YN「……え…ちょ…」

と、ヒチョルさんはそのままユナを

リビングまで連れて行く。

DH「ちょっと…ヒョン！」

EH「…さすがヒョンだな…」

LT「なに、まずい時に来ちゃった？」

EH「いや……大丈夫だと思うけど。。」

「あ、、皆さん上がってくださいっ。

今料理の準備するんでっ！」

とりあえずみんなを中に招き入れ、
リビングに行くと

ヒチョルさんがユナにお酒を渡していた。

EH「ヒョン！まだ夕方なのに飲ませちゃ

だめだよ！」