ウネ物語⑤ (ページ24)

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会いたかったページ24

DH「…ユナ…。」

ドンヘは嬉しそうに頬を緩めた。

………なんで、、ユナが……。

思わず胸ぐらを掴む手を離してしまう。

ユナは泣きながらドンヘに近づき、

ぎゅっとお互いを確かめ合うように

抱き合った。

YN「……オッパ……」

DH「………会いたかった…ユナ……」

その光景を見せつけられ、
どうすればいいかわからない…

なんで来たんだ…

まさか……Aがユナを？

YN「……オッパ…」

DH「…ユナ…もう来ないかと思った」

YN「…ごめんね。オッパ…」

DH「ふふっ…いいよ。」

………いつも甘い顔をAに向けてたのに…

今、こいつは完全にユナに惚れてる。。

EH「…ユナ。」

俺はグイッとユナの腕を掴んだ。

ユナは振り返ると俺をいつものように

睨みつける。

YN「なに？」

EH「…なんで、、来たんだよ。」

YN「何でって………」

怒りでギリギリとユナを掴む
力が強くなる。

DH「ちょっとヒョクっ、何するんだよ。」

ドンヘは少し声を荒げてパッと腕を離し、

ユナの腕をゆっくりさすった。

DH「……なんでそんなにユナに当たるんだよ？」

ドンヘは静かにそう言った。
きっと怒りを抑えてる。
ユナの腕を掴む腕がかすかに震えてるから…。

EH「……ドンヘ、、お願いだから

思い出してくれ…」

DH「何を？」

EH「だからっ！お前はユナと別れてAと付き合ってるんだよ！」

悔しくて、もうどうにでもなれと思うくらい
俺は全てを叫んだ。

ユナを引き剥がして、
ガシッとドンヘの肩を掴む。

今にも泣きそうなのをこらえた。

DH「…な……何言ってんの？さっきも…言ったけど、俺は…」

EH「………Aが、、今やばいんだよ…お前が必要なんだよ…」

DH「…………」

YN「………ヒョクオッパ……私達を引き裂こうとしないで？」

ユナが悲しそうに、つぶやいた…

その表情に…怒りがおさまらなかった。

EH「…………お前…いつもいつも………

邪魔ばっかりして……

本気で、ドンヘを奪う気なのか？」

YN「……ちがう。Aさんが

ユナからドンヘを奪ったんだよ？」