絆�� ページ9
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俺からのサプライズは、大成功だったみたいで、Aの幸せそうな顔を見ていると、頑張って良かったと実感した。
俺の名前を呼びながら綺麗な涙を流すA。
DH「………A…」
指でぬぐって、おでこをくっつけ
泣かないで？
と、優しく言ったら
彼女は
嬉しい涙だから、泣きたいの……
と、消えそうな声で言った。
そして彼女からチュ……と
唇を重ねる
……可愛い
首筋に手を回して、
ぎゅっと俺を抱きしめると
「やっとここまで来れたね……」
震えた声でAはそう言った。
「…………やっと…」
Aは少し
身体を離して
指で俺の唇をなぞった
舌を出し、指をじっとり舐め上げ
彼女を見る
DH「キスして？」
甘く囁くと、彼女は
顔を紅くさせながらゆっくり唇を近づけた
……ゆっくり…彼女の唇を味わって…
Aの存在を実感する…
DH「……A」
「……ん？」
DH「……俺と…結婚してくれてありがとう」
「……」
DH「…サラを…産んでくれてありがとう」
「……ドンへ」
DH「…俺たちなら…大丈夫…」
もう、何も怖くない…
これからまた何が起こるかは分からないけど
こうやってAがそばに居てくれたら
それでいい。
「…うん。…幸せになろうね。」
今まで以上の…満面の笑顔で、Aは俺を抱きしめた。
今…俺たちが…世界で一番幸せかもしれない。
そう思えるように…
Aとサラを…守り続けていこう…
離れても…
気持ちは消えないから…
絆は…強くなっているから…
神様がどんなイタズラをしても……
俺たちは…負けない…
愛は勝つんだって…信じてるから
-fin-
終わり
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作者名：yu | 作成日時：2017年12月13日 20時
