HiGH＆LOW

HiGH＆LOW ページ8

A「ねー母さん。本当に良かったのかな。これで。」
小竹「なーに今更、コブラ達にはもう言ったんだろ。ナオミのことも気になるのは、わかるけど、私だっているし、コブラ達がなんとかしてくれるよ。あんたには、色々我慢させちまったから、好きなように生きな。」
A「ありがとう。もう準備は、出来てるんだけどね。ナオミにどうやって伝えればいいのかよくわかんねー。」
小竹「ナオミは、きっと行けって言うよ。あんたはいつもナオミのそばにいたんだろ？だったら、ナオミが言うことなんて、あんたが一番分かってんじゃねーの？」
A「そーかもね。ごめんね。親孝行出来なくて、」
小竹「本当にね〜。でも、いつでもここは、あんたの街だからね」


ITOKAN
ナオミ「よーA何食う？」
A「カレーライス。」
ナオミ「了解」

A「ねぇナオミ。私、旅に出ようと思う。」
ナオミ「え、」
A「このまま、兄貴をほっとくわけには、行かない。それに、ちょっと会いたい人がいるから、その人にも会ってくる。」
ナオミ「じゃあ、もう行くの？」
A「うん。もう発つ。大丈夫。必ず帰ってくるから。な？」
ナオミは私に抱きついた。
私がいない間にナオミを泣かした奴殴ってやるwww


A「じゃあもう行くね。」
ナオミ「あぁ、ぜってー帰って来いよ。たまには、連絡しろよ。」
A「母さんかよ。おぉ、ぜってー帰ってくるよ。」

バイクに跨り、走り出す。

まずは、尊龍にでも会いに行きますか。

私のバイクは、山王の街から出た。

ＨｉＧＨ＆ＬＯＷ→←HiGH＆LOW

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す