ヤバいですよ、藤井さん。 (ページ42)

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ある程度泣きじゃくって落ち着いたのか、自ら私の上から退いた智洋。

私が起き上がると、静かに隣に座る。

そしてぽろ、ぽろ、と言葉が落ちてくように今まで思ってた事を打ち明けてくれた。

私の事がずっと好きだった事、

好き過ぎて行き過ぎた行為に出てしまった事、

私じゃなく、自己満足に過ぎなかった事に気付いた事…

私はそれを一つ一つ受け止めた。

確かに告白されないどころか彼氏一人出来なかった事に対してはめちゃくちゃ怒りたいけど。

「…でも、初めて私以外というか、自分の意思が出たのが将来の夢で、しかもその夢を叶えてるって凄く嬉しい事やね！」

神山「…怒ってへんの？」

「全然、助かってたのは事実やし。でも、ごめん、智洋の想いには応えられへん」

神山「…そっか」

「気持ちは嬉しいけど、智洋をそういう目では見られへんの。ごめん」

神山「…潔く諦める。今回の事もあるし」

少し目を潤ませながら呟くようにそう言った智洋。

なんだかとても申し訳なく感じた。

「これからは、程々に関わろう」

神山「うん」

とりあえず、智洋事件については解決。

これからは過保護にならんといて、と強く願う。

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更新遅くなり申し訳ございませんでした！

私事ですが、最後の更新から大きく環境が変わりまして…高校を卒業し、今専門学生です…

ですので更新する暇を見つけるのが大変な状況でした。

とりあえず作品は完成させるために再び筆を執りましたので終わりまで見届けて頂けると嬉しいです！

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