検索窓
今日:2 hit、昨日:12 hit、合計:24,209 hit

▽ 16 桃side ページ17

重岡「俺はたまたまオオサカって場所に堕ちてしばらくさまよってて、お腹減ったし羽も邪魔やから切り落として、そんなら天使の力も尽きて…

凍死してまう寸前の所をAに助けられてしばらくはAの家で住むことになったんよ」

「そんな…お前奇跡起こしたんちゃうやろな」

重岡「話聞いてたァ?天使の力尽きたから人間に存在を認知されてんで?あれ、小瀧の坊ちゃんはそんな事もご存知ない?

もしかして理解が出来ないんでちゅかあ?」

「お前なァ…!ご、ごほん…」



落ち着け望、これはいつものクソガキによるしょうもない煽りや。Aちゃんの前で声を荒らげる訳にはいかない。

ゆっくり深呼吸して落ち着こう。



重岡「なぁなぁA、何この黒いモチモチしてんの、結構美味いな!」

*「タピオカって言うねんで」



くそぉ!!!!中睦まじげ!!!!!!!とてもつもない敗北が俺を襲う!

落ち着け望、俺の方がAちゃんと長い年月を過ごしてきた仲やんか!(まだ一年半)



重岡「あ、そうそう。望はなんでここおるん?別に淳太から命令されてへんやろ?堕天でもなかったやろうに」

*「え?」

「ちょ…!Aちゃんにはまだ言ってへんかってんけど!」

重岡「え?マジ?もしかして隠してここに来てた系のやつ?マジかぁ!それはすまんかった!」

「お前ホンマに同じ天使かぁ!?」



急いでAちゃんの方を見るときょとん、とした表情をしていた。…重岡ァ!!!!!!!

真相と本当の理由がバレた訳ではないのに一人で焦っているとAちゃんが俺の両手を小さな手で包み込んできて微笑んた。



*「すごい!のんちゃんも天使さんやったんやね!なんやぁ、言うてくれればよかったのに〜あ、もしかしてバレたら天に帰れなくなったりすんの?」

「い、いや、そんなことは無いけど…」

*「なら良かったぁ!のんちゃんがなんでここに来てるか分からんけど改めてよろしくな!」

「…よろしく?」



_人人人人人人_
> かわいい <
 ̄^Y^Y^YY^Y ̄



とてつもなく可愛い!俺よりも天使!大天使やでこんなん!可愛すぎ!

あ、でも淳太には内緒にして来てるんやった



「…しげ、淳太には内緒にしてて」

重岡「いや俺淳太等と連絡する手段無いから」

「…ならよかった」






.

▽ 17→←▽ 15 桃side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:芥川 たぅ@カツアゲの人 | 作成日時:2019年12月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。