34:切り捨てられたお守りを ページ34
．
肉の切れる音を耳に入れ、次々倒していく。
短刀を前にした次の瞬間、
短刀は私の脇腹目掛けて斬りかかってきた
ぷつん
なにかの切れた音。
地面には主様から貰った大切なお守り。
「…よくもやってくれたね、君。
私の大事な物を切り落とすとは…
この命知らずが。」
ぎゃあああと似た声をあげ、敵の短刀は倒れた。
石切「…A、帰りますよ」
「終わったんですか…」
太郎「貴方が倒した短刀が最後でした。
おや、どうやら今日誉は貴方のようですね」
「…誉、とっちゃった………」
今日が初めて誉をとった日
ずっと覚えておこう。
…お守り、どうしよう
すっと落ちたお守りを拾い上げる
三日月「どうやら切れてしまったようだな。
あとでじいと謝りに行こう」
「いいんですか!?」
三日月「よきかなよきかな。
ふふ、娘みたいで可愛いものだ…」
そう言って私の頭を撫でる三日月様。
石切「娘ってより孫に見えるな…」
三日月「そうか？まあ、それでもよい」
.
「主様、ごめんなさい。お守りが、切れちゃったの」
三日月「俺が近くにいたのに、すまなかった」
審神者「いやいや大丈夫だよ。
また作ってあげるから」
「本当ですか!?ありがとうございます主様！」
堀川「あ、いたいた。
お帰り、A。今日は大丈夫みたいだね。」
「堀川！！ただいま
今日はねー、誉をとったんですよ」
にこにことこれまでにないくらい頬をあげる
審神者「誉とったの！？
お祝いしなくちゃね！」
「そこまでしなくても…!?」
審神者「光忠ー！」
主様はそう叫び、台所へ駆けていってしまった
堀川「おめでとう、A。」
ちゅっ
額のほうから不意にリップ音が鳴った。
堀川「ご褒美だよ、A」
私は恥ずかしさと驚きのあまり声が出なかった
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
とある小説となんかネタかぶってるなー、なんて。
話が似てる………
ちょくちょく被る、あそこの小説と。
ネタの先出し私の方だけども
何故だ……まさか脳内が一緒？
怖いな
そして宣伝！
【刀剣乱舞】夜風にゆらりと鶴の影【鶴丸国永】
↑サプライズおじじ好きの友達のためにかいたもの。
今回は身長、髪型に設定があります。
ご注意を。
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鶴宮。(プロフ) - 面白いです!15話の三日月のよかsというのは漢字に直すとおそらく夜伽になります。これはよとぎと読みますよ( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年8月21日 21時) (
レス) id: bffbad219a (このIDを非表示/違反報告)
ウィルバーボイド(プロフ) - ホッピーさん» 御指摘ありがとうございます。直しておきたいと思います (2015年7月29日 12時) (レス) id: c7514f68d0 (このIDを非表示/違反報告)
ホッピー - 三度の飯よりご飯が好きは、間違ってますよ。ご飯というところを例えば、読書とか寝るのとか動詞を入れなければならないと、思うのですが。 (2015年7月29日 11時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
テツナ - とても面白いです！！これを読んでたら堀川くんきてびっくりしました笑 (2015年7月28日 23時) (レス) id: 3964b82c0f (このIDを非表示/違反報告)
ブラッディ(プロフ) - ですな← (2015年7月22日 11時) (レス) id: 48db46983d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウィルバーボイド | 作成日時：2015年5月24日 0時
