27：思い出したこの気持ち ページ27
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急に目が覚めてガバッと布団から這い出る
「はっ...はぁ...っ」
夢で何をみたのか覚えてない。
覚えてるのは、好きのその気持ち。
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一度起きてしまったせいか、目が覚めてしまった。
汗を拭こう、そう思い中庭の井戸に向った。
ぱしゃん
水の撥ねる音がした。
どうやら井戸には先客がいたようで。
兼定「よォ...A。寝ないのか？」
「兼定こそ。何で起きてるのさ...？今、2時前だよ？」
兼定「それを言うんだったらお前もだろ。
なんか、嫌な夢でも見たのか？」
...ホント、こういうときだけ察しがいいんだよな。兼定は。
「昔の事...だったかな。」
兼定「歳さんのことか？」
「うん。それと、二股口の戦いのね
最後に土方さんの刀として戦えて幸せだったなぁ...」
悲しい思い出のはずなのに、何故かふふ、と笑みが零れた。
兼定「あのときは...俺だけ安全なところにいて、なんだかな...」
「兼定はしかたないじゃん。土方さんが愛した刀なんだものね
はーあ。羨ましいよ。」
兼定「男の特権だな」
ははっと兼定が笑い声をあげる
「男に生まれたかったよ...そしたらもっと土方さんに、使ってもらえたのに...
私、兼定より強いのに...。」
兼定「いーや。俺のほうが強いね！
なんたって俺はかっこよくて強いだからな!!」
「この説得力なさ」
兼定「なんだとコラ。なんなら明日、
...じゃなくて今日の内番の時手合わせしてやってもいいぜ」
「いいねー。やろう
堀川にいいとこみせなきゃ！」
兼定「...お前って本当、堀川好きだよな。
自分より弱い奴のどこがいいんだ？」
「んなっ...!!堀川は弱くないよ！
主様の部屋で読んだ本に堀川は兼定よりずっと長生きって書いてあったんだよ！
弱いわけないでしょ！」
兼定「はァ!?まあ、そうだけどよ...」
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鶴宮。(プロフ) - 面白いです!15話の三日月のよかsというのは漢字に直すとおそらく夜伽になります。これはよとぎと読みますよ( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年8月21日 21時) (
レス) id: bffbad219a (このIDを非表示/違反報告)
ウィルバーボイド(プロフ) - ホッピーさん» 御指摘ありがとうございます。直しておきたいと思います (2015年7月29日 12時) (レス) id: c7514f68d0 (このIDを非表示/違反報告)
ホッピー - 三度の飯よりご飯が好きは、間違ってますよ。ご飯というところを例えば、読書とか寝るのとか動詞を入れなければならないと、思うのですが。 (2015年7月29日 11時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
テツナ - とても面白いです！！これを読んでたら堀川くんきてびっくりしました笑 (2015年7月28日 23時) (レス) id: 3964b82c0f (このIDを非表示/違反報告)
ブラッディ(プロフ) - ですな← (2015年7月22日 11時) (レス) id: 48db46983d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウィルバーボイド | 作成日時：2015年5月24日 0時
