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3 cm ページ4

岩泉 「A、国見はどうした?」



貴方 「なんで私に聞くんですかー。国見なんて知りませんよ!」



岩泉 「同じクラスだし、金田一よりお前の方がよっぽど詳しいだろ。」



貴方 「ゔっ…。もーすぐ来ると思います。ノロノロ準備してましたし。」





国見の世話係、という私の位置付けに少しショックをしてると、ふいに背中に寒気が感じられた。



振り向けば、見事に無表情なアイツが立っていた。





国見 「うるさい、俺は塩キャラメルを味わいながら準備してたの。」



貴方 「い、痛い痛い!頭掴むな!!」



及川 「あ、国見ちゃーん!」



国見 「どうも。」



及川 「よし、じゃあ一通り揃った事だし。」





練習かな? 高校ではどんな事やってるんだろ。

と、少しワクワクしていると





及川 「自己紹介しよっか!」



貴方 「なんでそーなるんですか!?
そこは普通練習風景見せてくれるんじゃないんですか!?」



及川 「だってチームメイトの名前を覚えないと何も始まらないじゃない?」



貴方 「まだ入部届けすら出してないっていうのに…。」





…まぁ、どうせバレー部に入部だからいっか。

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作者名:星鎖 | 作成日時:2017年8月22日 21時

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