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「ふふっ…るんるん♪」エリサの手を引き、晴天の街を上機嫌に歩くエミー。
「エリサ、初めてのこの街はどう?」
と、満面の笑顔で聞く。
「人間と…動物?みたいなのがいっぱい。珍しいな。」
そう答えるエリサは、相変わらず表情が乏しいが、瞳は好奇心で輝いている。
「人間と動物が歩いているのはそんなに珍しいかい?」
「あぁ。あたしのいた街はそこらじゅうにロボットが歩いてて、人間なんてあたしを作った博士くらいだ。」
「その博士、ロボットだらけの世界でよく生きてこれたな…」
「博士は、天才だから。」
など、ソニックとも話せるようになった。心を開いてくれるのは嬉しい限りだ。

ふと、一つの建物に目が留まり、
「このでかい綺麗な建物は?」
「あぁ!あれはね、アタシ行き付けのお店!美味しいスイーツに…綺麗なお洋服も売ってるの!」
「デパートってやつだぜ、エリサ」
「でぱーと」
「この後一緒に行きましょうね!」
和やかな午後のひとときを過ごす3人。初めての穏やかな時間に戸惑いつつも表情が緩み始めたエリサ。



刹那、一つの矢が打ち砕く。

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リゲル(プロフ) - 虚無さん» ありがとうございます!初コメント…!これからも頑張りますので宜しくお願いします!! (2019年11月24日 9時) (レス) id: 48660f8fd4 (このIDを非表示/違反報告)
虚無(プロフ) - とても素晴らしい小説でした。短くまとめられていて、綺麗な描写が多くて読みやすかったです。 (2019年11月24日 1時) (レス) id: 87e1bd717f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リゲル | 作者ホームページ:http://dkjljkgjl5mn6tmjw  
作成日時:2018年12月12日 8時

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