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凪ぎ払われたメカの腕が、二人を地面に叩きつけた。
「「ぐあぁぁっ!」」
「ソニック!」
「シャドウ!」
痛みに悶え、ゆっくりと身体を起こすソニック。
そして、彼らは予想外の出来事に絶句した。
メカは、先程の戦いで破損した地面や外灯などあらゆる金属やアスファルトを吸収し、変異を遂げていた。

「なっ…攻撃が効かない…!?」
「クソっ…!欠片くらいしか飛ばせない…!!」
なんと、二人の強烈な攻撃をも跳ね返すようになっている。
そろそろ皆の体力も限界である。このままでは
皆やられてしまう。

意を決したエリサは、大鎌を構え、メカに向かって走り出した。
「うおおおおッ!」
そのまま振り下ろすも、やはり効かない。ふとその時、エリサは自らの腹部に手を突っ込んだ。
「何をしてるんだ…?」
「…これならきっと…!」
腹部から手を抜くエリサ。
そしてエリサの手に握られているのは、紫色に輝く正方形の小さな石。
それを大鎌の窪みにはめ、メカ目掛けて振り下ろした。
バキィン、と音を立ててメカの肩が、半分割れる。
「エリサ…強くなった?」
呑気に呟くエミーの横で狼狽えるエッグマン。
「いかん!あの小娘、自分の"核"を引きずり出しおった!!」
「何だと?ドクター」
「核?それが何かあるのかよ!?」
「"核"がなくなった状態だと…通常の数倍強くなる代わりに力を使い果たして…あの手のアンドロイドは機能停止するんじゃ…」

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リゲル(プロフ) - 虚無さん» ありがとうございます!初コメント…!これからも頑張りますので宜しくお願いします!! (2019年11月24日 9時) (レス) id: 48660f8fd4 (このIDを非表示/違反報告)
虚無(プロフ) - とても素晴らしい小説でした。短くまとめられていて、綺麗な描写が多くて読みやすかったです。 (2019年11月24日 1時) (レス) id: 87e1bd717f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リゲル | 作者ホームページ:http://dkjljkgjl5mn6tmjw  
作成日時:2018年12月12日 8時

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