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シャドウが立ち去った後、路地裏に残されたソニック、エミー、ルージュ、そしてエリサ。
「…んで、どこから話しましょうか。」
「なぁ、シャドウは何でエリサを襲ったりしたんだ？話を聞く限り、エリサはオレ達の所に来る前にもシャドウと戦ったらしいが」
「それは…アタシにも分からない。でも、大方予想はつく。」
「…エメルの事、まだ引きずってる？」
ふいに出たエミーの言葉に二人は「それかも。」と揃えて同意した。三人の話に付いて行けてないエリサは、
「ちょっと待て。シャドウがあたしに喧嘩売ったのとそのエメルとか言う奴に何の関係が？」
それについてルージュは、
「エメルは、あらゆる物をコピーする戦闘兵器だったの。」
「へぇ…すごいな。」
「攻撃や技だけじゃない。…感情も、コピーできたのよ」
ますます混乱したエリサは、
「ん！？あたしは人の技を真似できないよ。」
と言う。が、しかし
「だから、エメルは心も取り込むのよ。そして、あなたは元々心を持ってる。多分それで、あなたを破壊しようとした」
「何でだよ…そんなことで…」
拍子抜けしたエリサに、ソニックは怒りの感情を抑えながら、
「あぁ。オレも納得行かない。だからちゃんと、話さないと」
「エリサは大切な友達なんだもの。絶対に壊させないわ。」
固い決意を胸にエリサの手を握るエミー。頷くエリサ。それを見届けたルージュは、
「じゃ、アタシそろそろ行くわ。頑張ってね」
と言う言葉を残し飛び去って行く。
そんな中ソニックは、複雑な面持ちをしていた。
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リゲル(プロフ) - 虚無さん» ありがとうございます！初コメント…！これからも頑張りますので宜しくお願いします！！ (2019年11月24日 9時) (
レス) id: 48660f8fd4 (このIDを非表示/違反報告)
虚無(プロフ) - とても素晴らしい小説でした。短くまとめられていて、綺麗な描写が多くて読みやすかったです。 (2019年11月24日 1時) (レス) id: 87e1bd717f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リゲル | 作者ホームページ：http://dkjljkgjl5mn6tmjw
作成日時：2018年12月12日 8時
