五十七 ページ8
骨「…！！A、その怪我‼」
「あぁ〜…大丈夫だよこのくらい」
擦り切れた頬や腕を隠すようにすると、三日月達の眉間にシワが寄る。
骨「何をされた…」
「されたも何も…
これが人々の苦しみだよ」
骨「‼」
「私達が良心ですることも、人々にとっては不快になることだってある。刀を下げた私達が、どんな罰を受けようとも構わない。それで気がすむなら」
困ったように笑う私を見ると、手当をすると言って腕を引かれる。
骨「だからと言って、もっと自分を大切にしろ」
「はは。それはわかってるんだけどね…」
髭「…こんなに腫れて…痛いよね」
髭切に触れられた所が痛い。
膝「全くだ…許せんな」
まるで人々の痛みがそこに反映されたかのように。
宗「あまり無理をするな。そういう役目は俺達が受け負う」
頭をぽんと撫でられ、少し落ち着きを取り戻してから周りを見渡すと、鍋は空になっており、人もまばらになっていた。
山「そろそろ帰ろう。お前は早く治療をしろ。
…護れず悪かった…」
伏し目がちに謝罪をする山姥切を宥め、帰還の合図を主に送ると、私達はその時代から姿を消した。
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シャム(プロフ) - まってます！！！ (2018年12月2日 3時) (
レス) id: b3f5c72a28 (このIDを非表示/違反報告)
彩彌(プロフ) - 久しぶりに更新されて嬉しかったです!!続きが凄く気になりますが、無理をせずに更新してください!!楽しみにしてますね(・´з`・) (2018年1月16日 22時) (レス) id: 5fe99d50ec (このIDを非表示/違反報告)
るる２号(プロフ) - 面白くて何回も読み直しちゃいました！更新待ってます！！ (2017年12月19日 13時) (レス) id: b96b11bd27 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - 面白いです!!続きが気になるです！更新頑張って下さい!! (2017年11月20日 7時) (レス) id: 73c563ba73 (このIDを非表示/違反報告)
翠櫻 - 面白いですがんばってください (2017年11月3日 18時) (レス) id: 64d53ddba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぐろ。 | 作成日時：2017年9月4日 15時
