アロハ ページ4
「王座だーれだ」
みんなでくじを引きながら、号令をかける。
私は1番のくじを引き当てた。
「また俺だ〜」
マスクはくじを掲げて言った。
「え〜！？俺きたばっかりなのに〜！？」
アロハは不満げに大声を上げる。
「それを言ったら、ゴーグルもなってないわ。運だから仕方ないわよ」
アロハは頬を膨らませて、すねた。
「じゃあ、2番の人、自分の名前を尻文字で書いて〜」
良かった、私じゃない。
いや、喜んでいいのだろうか？
私以外に当たってしまうわけだけど。
「俺だー！よーし！」
ゴーグルさんはそう言って、ズボンを脱ごうとし始めた。
私はサッと違う方向を見る。
「ちょちょ、脱ごうとしちゃダメー！」
アロハがゴーグルを止める。
「お前尻文字知らないのかよ〜」
マスクは馬鹿にしたように言った。
「うん！知らない！」
ゴーグルは当たり前のように言った。
「では、説明が必要ね」
そう言って、何故かアロハを見る。
「え！？俺！？俺にしろってこと！？」
アロハは自身を指差して私に訊いた。
「いや、そう言うわけじゃないけど」
そう答え、私が困っていると、
「じゃあ、1番がお手本見せるってことで〜」
とマスクさんが言った。
待って、1番って、私なんだけど。
嫌に感じるものほど、自分に回ってくるものなのね。
私は一つため息をついて、ゴーグルの横に立つ。
「『尻文字』というのは、ズボンを脱いだりしないわ。まぁ、そのままなんだけど、お尻を動かして文字を書くの。してみせるから」
見ていても言おうとしたが、
「分かったー！するする！」
と言って勝手に始める。
それを見ていたマスクとアロハが、何故か少し残念そうにしている。
恥をかいて欲しかったのだろうか？
それはそれで、酷い気がする。
ゴーグルはぎこちないこともなく、スラスラと尻文字をした。
「何か、違和感ないよね」
アロハがそう言うと、
「今回だけは、同意デュフ」
とマスクが答えた。
私には少し、分からなかったけど。
二位:アロハ
おまけ？
Aの恥ずかしがっている姿が見たかったと思った、マスクとアロハでした。
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ゆら - まめがためになってますよ！！(エフテン続きです！) (2021年7月7日 21時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
reimariasaiza(プロフ) - RESUTEさん» ですね！私荒らされたら怖いな…(´・ω・)←いや聞いてないわ 怠らないことが大事ですね! (2019年12月23日 22時) (レス) id: 24a44df526 (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - reimariasaizaさん» ご忠告、ありがとうございます。パスワードは他の方には閲覧できない場所で交換するようにしておりますので、おそらく大丈夫です。ですが、警戒は怠らないようにします。 (2019年12月23日 12時) (レス) id: 0891d09283 (このIDを非表示/違反報告)
reimariasaiza(プロフ) - RESUTEさん» だからこそ、荒らしには要注意です!コメントでパスワードの話はしないほうがいいですｙ(殴←知っとるわボケ (2019年12月22日 22時) (レス) id: 24a44df526 (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - reimariasaizaさん» コメント、ありがとうございます。私もたくさんの人に見てもらえて嬉しいです。正直、この作品がこんなにたくさんの人に見てもらえるだなんて、思ってませんでした。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: 0891d09283 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RESUTE | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/f8abbae6051/
作成日時：2019年11月25日 18時
