第一走者 6〜7分 ページ7
それもそうだよね。
裏切られた感じして嫌だよね。
そんなつもりはもちろんなかったんだけど、それでも腹立つよね。
ワタシは兄が箱を壊すのを手伝ったけど、上に爆発する風船があるんだけどなぁ。
まぁ、ここで何か言われても腹立つだけだろうし、黙っておこう。
網をイカになってくぐり、先に進むとちょうど後ろを向いていた盾持ちの敵を兄の後ろから狙撃。
それが余計腹が立ったのか、少し早足になった。
いやだって、お兄ちゃんを危ない目に合わせるわけにはいかないからさ。
例え、喧嘩をしても、喧嘩がひどくなることが分かっていても。
ちょっとした喧嘩のせいで誰かを失うだなんて、嫌だから。
その先に進もうとする兄に、
「あ、ちょっと待って！こっちに来てほしいんだけど…」
と呼びかけるとそれに反応して不機嫌な顔のままワタシの後ろに戻った。
あ、相変わらずすごい圧だなぁ。
圧の強い人がワタシの周りに多いから、多少は慣れたけどやっぱり怖いなぁ。
その場所に連れていき、
「ここ！ここを上ったあれが多分、『謎のファイル』だと思う！」
そう兄に説明すると兄は無言でそれを取りに行った。
ワタシの予想は命中し、それを取れた兄は満足したのかいつもの顔に戻った。
もしかして、『イニコニウム』を一人で取ったことに怒ってたのかなぁ？
まぁ、ちょっと特別感がするもんね。
でも、機嫌が直ってよかった。
このまま喧嘩したまま『お別れ』なんて、悲しすぎるもん。
『お別れ』するならやっぱり、『笑顔』がいいよね。
そして兄が進もうとしていた場所まで戻り、箱を破壊する。
その先に風船があり、
「敵が出てくる予感がする。風船割ったらインクに潜ろう？」
そう提案したら、
「そんなのなくても倒せるがな。ここはAに従おう」
そう言って先にインクに潜る。
ワタシも風船を割り爆発させたらインクに潜る。
ワタシの予想通りに盾持ちの敵が一匹、普通の敵が二匹出てきた。
「盾持ちは俺が倒そう。それ以外は頼んだぞ」
そう言って兄はインクを泳いでいった。
ワタシはその言葉に少し驚いたけど、うなずいて、
「分かった！」
と言って片方の敵には三角ボムを、もう一人の敵には射撃で倒した。
兄もスライドを器用に使って、盾持ちの敵を倒す。
そしてワタシたちはスーパージャンプで、最終チェックポイントに到達する。
箱二つを壊すとそこにはマルチミサイルと、アーマーが出てきた。
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鈴@suzu(プロフ) - 皆様更新お願いします！！！ (2021年1月22日 18時) (
レス) id: 1f6c12cc37 (このIDを非表示/違反報告)
倉塚めろん - よぉし！私もがんばるぞい！ (2020年8月14日 17時) (レス) id: f306c381ea (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - ＊くらげ＊さん» コメント、お褒めの言葉をありがとうございます。私がモットーとしていた部分が達成できていたようで、凄く嬉しいです。ありがとうございます。ご期待に応えられるよう、他の方と尽力してまいります。トプが製作者様にお伝えしておきます。 (2020年8月14日 16時) (レス) id: 0891d09283 (このIDを非表示/違反報告)
＊くらげ＊(プロフ) - それとトプ画が凄く素敵です!!続けてコメントしてしまい,大変申し訳御座いません!! (2020年8月14日 16時) (レス) id: 95c16b8e58 (このIDを非表示/違反報告)
＊くらげ＊(プロフ) - コメント失礼致します｡お気に入り登録失礼致します!!誰が何をしたという事や登場人物の心情が分かりやすく,丁寧に書かれていて,凄く物語に引き込まれて,読みやすかったです!!更新,楽しみに待っております!! (2020年8月14日 16時) (レス) id: 95c16b8e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スプラトゥーン盛り上げ隊 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/f8abbae60510/
作成日時：2020年8月14日 16時
