5話 ページ6
「普通にうんって言えよ！てか、なんでそこまでして誰かを助けようとするんだよ。オマエ、まだ14なんだろ？そういうのは警察がする仕事であって、ガキがする仕事じゃねーんだよ」
ワタシはただのガキじゃない。
それはもうライダーさんは知っているでしょう？
「警察の人だけでは全てを守りきるのは不可能に近いです。それに、こうしてでしか償うことがワタシにはできないんです」
本当の償いは死ぬことかもしれないけど、まだ死にたくない。
生きる意味なんてわからないけど、それでもまだ生きていたい。
周りになんと言われようとワタシは生きていたい。
服をもう片方の手でギュッと握りしめる。
「ほら、できた。・・・オマエに何があったかは知らねーし、話したくないならきかねー。でも、言いたくなったら言えよ。オレじゃなくても、他の人でもいいから、な？」
そう言って、ワタシの頭をクシャクシャと撫でる。
その行動、言葉が、暖かい。
誰かに頭を撫でられるのはいつぶりだろう？
そんな言葉をかけてもらえるのはいつぶりだろう？
分からない。
それくらい昔の話だ。
ライダーさんに出会えてよかったと思えた。
でも、ふと思った。
私は、ライダーさんのような人も殺してしまったのだろうか？
そう考えたら胸が苦しくなる。
ライダーさんのような人を殺さなくて済むように、心を抑え込まなければ。
「で、風呂入ってこいよ。傷の部分は濡らさないようにな」
ワタシの傷を指差して言った。
「ワタシはもう少しゆっくりしていたいので、先に入ってください」
ワタシの返答を聞いて、ライダーさんもついに諦めたようだ。
「・・・はぁ、分かったよ」
そう言って、ライダーさんはお風呂に行った。
ワタシはヘッドフォンを取り出し、音楽を聴き始める。
音楽はいつもワタシの気持ちを落ち着かせてくれる。
そしてヘッドフォンで完全に耳を塞げば、ワタシだけの世界に逃げることができる。
別にこの世界が生きづらいわけではないけれど、頭を整理できるから必要なのだ。
その時の気分の曲を聴く。
しばらくして、ライダーさんがお風呂から出てきた。
ワタシはヘッドフォンを外す。
「風呂空いたぞ。タオルとか置いといたから。」
「ありがとうございます。お借りします」
ワタシは行こうとしたけど、
「怪我してる部分はゼッテー濡らすんじゃねーぞ」
と声をかけてもらい、立ち止まった。
「承知いたしました」
そう言って、ワタシはお風呂場へと向かう。
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チョコミントアイス好き - もう占いツクール見てなかったらすみません。 (8月3日 7時) (
レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス好き - 最強戦士の旅行４を見たいのですがRESUTEさんのパスワードが分かりません。どうすればいいですか？ (8月1日 7時) (レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - (´・ω・`)さん» コメントありがとうございます。次回作は明日の10時ごろ出します。それまで、もうしばらくお待ち下さい。楽しみにしていただけてとても嬉しく思います。 (2019年10月12日 8時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 次回作だー！ﾔｯﾎｰｲ (2019年10月12日 0時) (レス) id: de5abaaceb (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - 夢桜さん» アーミー 「このようなこと、我輩のマニュアルに載っていなかったからな。よし、メモしておこう！貴様もメモしておくのだ！・・・(何をメモするのだ？)」せっかくなので、アーミー に回答していただきました。 (2019年10月1日 18時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RESUTE | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/f8abbae6051/
作成日時：2019年9月23日 18時
