37話 ページ38
「おおぉ！ワガハイのマニュアルにそのようなものはのってないぞ！実に興味深い！是非、その力について、教えてくれ！」
興味津々にどこからか取り出したメモとペンを持って近づいてきた。
・・・なんか、思っていた反応と違う。
よくこの力を見た人は、近寄らないでとか怖いといっていたのに、どういったわけか興味を持たれている。
「ライダーが言っていた力はこのことだったのか！」
ワタシは隊長が言ったその言葉で分かったことがある。
ライダー、この力のことを話したんだ。
まぁ、言わないでとか言ってないし、あんなものを見せたれたら普通、話しちゃうよね。
「申し訳ありませんが、ワタシもこの力についてあまり知らないのです」
ワタシはそう言って、隊長を少しなだめた。
この力を得て数ヶ月だから、完全に熟知したわけでもないし、使いこなせているわけでもない。
最初は力のコントロールができず、いろんなものを破壊した。
今は普通に暮らせるくらいになった。
あの頃を思い返せば、ワタシも成長できたかな？
「む？そうであったか。ならば仕方がない。まぁ、心配は要らん。少しずつでも分かってくるだろう！」
隊長はニコッと笑って言った。
ワタシはその笑顔に少し安心した。
「そう言えば、隊長はなぜこちらに？」
ワタシがそう訊くと、ぎくっと効果音がつきそうなくらいに、隊長が跳ねる。
「いや、これは、その・・・」
隊長はそっぽを向いて、焦った様子で言う。
「病院を抜け出してまで、何がしたかったんですか？」
さらに訊きこむと、隊長はしどろもどろしながら、黙り込んでしまう。
流石に言い方がキツすぎたかな？
でも、無理して欲しくない。
「キサマがいないと聞いて、いてもいられなくなったのだ」
アーミーは頬を染めながら、斜め下を向いて言う。
「何故ですか？」
ワタシがそう訊くと、隊長は驚いた顔をして、
「・・・それは」
と言って、黙り込んでしまう。
「隊長にとっては、ワタシはただの新入隊員。過ごした時も、少ししかありません。ワタシが消えたって、前の日々に戻るだけだから、何も悲しくなど」
いい途中で隊長はワタシの肩を掴んだ。
「黙れ！ワガハイはキサマにいてほしいんだ！キサマがいないと嫌なのだ！だから、・・・」
隊長は必死になってワタシに言う。
ワタシがいないと嫌？
そんなこと言われたの初めてで、信じがたい。
夢じゃないよね？
幻聴じゃないよね？
聞き間違いじゃないよね？
「ワガハイから、離れようとするな」
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チョコミントアイス好き - もう占いツクール見てなかったらすみません。 (8月3日 7時) (
レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス好き - 最強戦士の旅行４を見たいのですがRESUTEさんのパスワードが分かりません。どうすればいいですか？ (8月1日 7時) (レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - (´・ω・`)さん» コメントありがとうございます。次回作は明日の10時ごろ出します。それまで、もうしばらくお待ち下さい。楽しみにしていただけてとても嬉しく思います。 (2019年10月12日 8時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 次回作だー！ﾔｯﾎｰｲ (2019年10月12日 0時) (レス) id: de5abaaceb (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - 夢桜さん» アーミー 「このようなこと、我輩のマニュアルに載っていなかったからな。よし、メモしておこう！貴様もメモしておくのだ！・・・(何をメモするのだ？)」せっかくなので、アーミー に回答していただきました。 (2019年10月1日 18時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RESUTE | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/f8abbae6051/
作成日時：2019年9月23日 18時
