35話 ページ36
この手で捕まえなければ、そして、殺さなければ。
その考えにハッとする。
私の中に生きるこの力は、恨みとか妬みなど負の感情に敏感であるため、私の気持ちに共鳴しようとしたのだろう。
殺してはいけない。
確かに、隊長を傷つけたことはワタシの中で許せない。
でも、その人はまだ誰かに必要とされているかもしれない。
誰かを殺してしまったなら、その誰かを思って入る人もまた傷つけとしまう。
そんなこと、したくない。
どうか、このドス黒い気持ちがおさまりますように。
というか、ワタシがこんな事を思う権利はあるのか？
分からないけど、でも、止まらない。
観客席の中に1人怪しげなやつを見つけた。
あの人かもしれない、後で追ってみることにしよう。
ワタシがよそ見をしてしまったせいで、このバトルは負けてしまった。
でも、今はそんなことどうでもよかった。
どうでもよくなるほど、ワタシの心は破壊神の力が持つ黒く恐ろしいものに塗りつぶされていた。
ワタシはチームから姿を消した。
怪我をした数日後、アーミーは目を覚ました。
無理して起き上がったアーミーだが、誰もいない。
アーミーは頭に手を当て、包帯が巻かれていることを確認した。
アーミーは自分がどうしてここにいるのかを考えていたが、分からないようだ。
「A！」
ライダーがAを呼び勢いよくドアを開ける。
「ライダーか。Aがどうかしたのか？」
アーミーはライダーのその声に冷静に訊いた。
「アーミー！起きてて大丈夫なのかよ！」
ライダーはアーミーが起きていることに驚きながら、体調について訊く。
「ワガハイなら大丈夫だ。それより、Aに何かあったのか！？」
アーミーはライダーに必死に訊いた。
ライダーは自分がAの名を読んだことを後悔しながら、
「っ、・・・朝のバトルが終わったきり、どこか行っちまったらしい」
と状況を話した。
「何！？」
アーミーは驚いて、訊き返した。
アーミーはベッドから出ようとしたが、ライダーが止める。
「オマエはまだ動いちゃダメだ！オレが探しにいくから、オマエは大人しくしてろ！」
ライダーはそう言うと、アーミーをベットに戻し、走り去っていった。
夜になっても、アーミーの元にAを見つけたという連絡は届かない。
アーミーは窓から病室を抜け出し、Aを探しにいった。
やっと見つけた。
隊長を傷つけた人の秘密基地。
気配を壊し、中に入る。
「まさか、あんなに簡単に手に入るなんてな」
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チョコミントアイス好き - もう占いツクール見てなかったらすみません。 (8月3日 7時) (
レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス好き - 最強戦士の旅行４を見たいのですがRESUTEさんのパスワードが分かりません。どうすればいいですか？ (8月1日 7時) (レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - (´・ω・`)さん» コメントありがとうございます。次回作は明日の10時ごろ出します。それまで、もうしばらくお待ち下さい。楽しみにしていただけてとても嬉しく思います。 (2019年10月12日 8時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 次回作だー！ﾔｯﾎｰｲ (2019年10月12日 0時) (レス) id: de5abaaceb (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - 夢桜さん» アーミー 「このようなこと、我輩のマニュアルに載っていなかったからな。よし、メモしておこう！貴様もメモしておくのだ！・・・(何をメモするのだ？)」せっかくなので、アーミー に回答していただきました。 (2019年10月1日 18時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RESUTE | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/f8abbae6051/
作成日時：2019年9月23日 18時
