25話 ページ26
「ワタシは面倒くさくて、最低で、普通じゃないんです。そんな人、好きになるはずなんてないでしょう？」
自分で言っておいて、悲しくなる。
でも事実は変わらないから。
ライダーやアーミーさんがワタシのことが好きってことにされたら、きっと耐えられないだろう。
「じゃ、いいよね〜？行こっか〜」
アロハさんはそう言うと、ワタシの手を引いていく。
ライダーもアーミーさんも引き止めようとしなかった。
驚いた顔のまま、立ち尽くしていた。
「いや〜、キミ、スゴイね！鈍感にもほどがあると言うか〜」
アロハさんは私を見ながら言う。
「ごめんなさい。一応、周りを見渡して周りの感情を見ようとしているんだけれど、難しくて」
ワタシは謝るしかなかった。
「いや〜、別に謝ってって言ってないけど。何か飲む？オレ、持ってくるよ！」
そう言ってワタシに笑いかけてくれる。
けど、
「大丈夫、何もいらないわ」
と断った。
人を使っていいわけないから。
アロハさんは飲み物を持ってきて、帰ってきた。
2つ持って。
ワタシ、いらないって言ったのに、気を使わせてしまったようだ。
「はい、これ飲める？」
アロハさんはワタシに飲み物を渡す。
「ありがとう。ごめんなさい」
ワタシはそれを受け取りながら言った。
「謝んなくていいよ！オレがしたくてしたんだし！でさ、ぶっちゃけ、キミはどっちが好きなの？」
質問が分からなくて、
「どっちって、何と何ですか？」
と訊き返した。
「だ〜か〜ら〜、ライダーとアーミーどっちが好きなの？」
アロハはニヤニヤしながら、ワタシに訊いた。
「どちらも好きよ」
ワタシは正直に答えた。
アロハさんは飲み物を吹き出してしまった。
「マジ？え？どっちと付き合うの？」
さらに興味を持ったのか、顔を少し近づけてくる。
片方しか友達になれないとか決まりなかったよね？
「どちらともお付き合いできたらって思ってる」
ワタシは素直に答えたのに、
「マジ！？二股！？案外やるね〜、キミ」
と言われてしまった。
ワタシは少しムッとなって、
「アナタは逆に1人としか付き合わないの？」
と質問し返した。
「え？」
アロハさんは混乱したように言った。
ワタシもその言葉に混乱し、
「え？」
と返す。
変な沈黙が流れる。
「え？普通は1人としか付き合わないでしょ？」
アロハさんは当たり前のように言った。
「でも、ワタシは何人ものグループになって楽しそうにしているのを何度も見てきたわ」
ワタシはそれに憧れてきた。
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チョコミントアイス好き - もう占いツクール見てなかったらすみません。 (8月3日 7時) (
レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス好き - 最強戦士の旅行４を見たいのですがRESUTEさんのパスワードが分かりません。どうすればいいですか？ (8月1日 7時) (レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - (´・ω・`)さん» コメントありがとうございます。次回作は明日の10時ごろ出します。それまで、もうしばらくお待ち下さい。楽しみにしていただけてとても嬉しく思います。 (2019年10月12日 8時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 次回作だー！ﾔｯﾎｰｲ (2019年10月12日 0時) (レス) id: de5abaaceb (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - 夢桜さん» アーミー 「このようなこと、我輩のマニュアルに載っていなかったからな。よし、メモしておこう！貴様もメモしておくのだ！・・・(何をメモするのだ？)」せっかくなので、アーミー に回答していただきました。 (2019年10月1日 18時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RESUTE | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/f8abbae6051/
作成日時：2019年9月23日 18時
