22話 ページ23
アーミーさんが後ろから気配を消して話しかけてきたため、ビックリして目を見開きながら後ろを見る。
アーミーさんが後ろにかがみながら、立っていた。
「いや、ワタシ、センスないので、何がこの服に合うかなとみていただけです」
ワタシは靴を見ながら言う。
「ワガハイのマニュアルにはそれが一番と書いてあるぞ」
マニュアルを開き、見ながら言った。
前にも思ったけれど、それは一体どこの情報なんだろう？
でも、アーミーさんがこれが一番と教えてくださったのだから、これ以外は選ばないほうがいいだろう。
「教えていただき、ありがとうございます。これにしますね。そういえばパーティの準備はもう大丈夫なのですか？」
気になったので、アーミーさんに尋ねた。
「うむ、そのことならアロハ達がほとんどしておいてくれたから問題ない。そして、Aを迎えにきたのだ」
アーミーさんはマニュアルをしまって言った
ワタシが不甲斐ないからわざわざ迎えにきてくれたんだ。
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「そのような顔をするな。姫をエスコートするのは、男の役目であろう？」
アーミーさんはそう言って、手を差し出す。
姫って、ワタシはお姫様になれるような器なんて持ってないのに。
ワタシはアーミーさんの手にワタシの手を重ねる。
ワタシの手を引いて歩き出す。
今までは多少強引に引っ張っていくことが多かったけれど、ワタシに気を使ってゆっくり歩いてくれる。
気遣いは嬉しいんだけど、悲しくもなる。
ワタシが居なかったら、気を使う必要もない。
でも、消えたくない。
わがままなワタシを思い知る。
パーティーの会場に着く。
たくさんの人が拍手で迎えてくれる。
でも、よく見たらアーミーさんのチームじゃない人もいる。
歓迎会って、こういうものだっけ？
まぁ、細かいことはいいか。
でも、大勢いる場所は好きじゃない。
ワタシの嫌いな場所を思い出してしまうからだ。
怖い、息が苦しい、頭が重くなる。
でも、こんなワタシのためにアーミーさん達が計画してくれたんだ。
文句を思ってはいけない、ごめんなさい、アーミー さん。
「Aのことは簡単に話してあるゆえ、心配はいらん。せっかくの機会だ、楽しんでくれ」
ワタシを見て、笑顔で言ってくれるアーミーさんに、
「ありがとうございます」
とお礼を言った。
「なになに？エスコートなんてしちゃって〜」
アロハシャツを着た男の人がアーミーさんにからかうように言った。
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チョコミントアイス好き - もう占いツクール見てなかったらすみません。 (8月3日 7時) (
レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントアイス好き - 最強戦士の旅行４を見たいのですがRESUTEさんのパスワードが分かりません。どうすればいいですか？ (8月1日 7時) (レス) id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - (´・ω・`)さん» コメントありがとうございます。次回作は明日の10時ごろ出します。それまで、もうしばらくお待ち下さい。楽しみにしていただけてとても嬉しく思います。 (2019年10月12日 8時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - 次回作だー！ﾔｯﾎｰｲ (2019年10月12日 0時) (レス) id: de5abaaceb (このIDを非表示/違反報告)
RESUTE(プロフ) - 夢桜さん» アーミー 「このようなこと、我輩のマニュアルに載っていなかったからな。よし、メモしておこう！貴様もメモしておくのだ！・・・(何をメモするのだ？)」せっかくなので、アーミー に回答していただきました。 (2019年10月1日 18時) (レス) id: b5be29a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RESUTE | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/f8abbae6051/
作成日時：2019年9月23日 18時
