88話 『元の時間へPart3』 ページ42
ヒロトsaid
天野 麻衣。カノンから名を聞いた時俺は誰かわからなかった。
俺たちの時間には彼女は存在しない。
だが彼女の世界では俺たちは幼馴染らしいのだが全く分からなかった。
だから俺は少し彼女と会うのが怖かった。
そのため試合が始まる時に「話は後と」と彼女と話をあとにした。
麻衣「ねぇ、ヒロト。私のこと知らないよね？」
ヒロト「！？」
まさか気づかれてたのか
麻衣「会った時から少し知ってるヒロトとは違ったから。」
ヒロト「そっか。そうなんだ。俺の時間には君は存在していないんだ。」
麻衣「やっぱりそうなんだね」
ヒロト「うん。黙っててごめんね」
その時彼女は俺に抱きついてきた。
麻衣「いいえ、逆によかったよ」
ヒロト「なんでだい？」
麻衣「私の時間のヒロトも生きてる可能性もあるってことが分かったから」
ヒロト「そっか」
でもそしたら俺は君を…傷つけてしまうのだろうか。
どうしても、君の未来を俺は知ることが出来ない。
でも1つ分かるのはそっちの時間の俺は君のことを本当に好きなんだろう。
俺ですら彼女のことを少しずつ好きになっている。
だとしたら風丸くんやアフロディくんともライバルみたいなことになるのかな？
それはそれで楽しみに感じるなぁ。
俺もそっちの時間に行ってみたいけど、俺にはやらなければならないことがある。
だから…
ヒロト「俺は戻らなきゃいけない」
俺は肩で少し泣いている彼女を離す。
ヒロト「君には俺より必要な人がいる。
だから俺とはいてはいけない。でも…
いつか必ず迎えにいくよ」
麻衣「うん！」
そして別れを告げる時が刻刻とやって来る。
89話 『それぞれの時間へ』→←87話 『元の時間へpart2』
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マユシュカ - 私、カノンって名前で読んでるんですけど、円堂カノンとかぶりますよね（笑） (2018年6月21日 12時) (
レス) id: 8eecc0e639 (このIDを非表示/違反報告)
乃木坂46御三家神(プロフ) - アカウントにログインできなくなったので新しいアカウントに移行します、パクリではなく同じ人物が作ります。完成したらこちらにまた頒布します (2018年3月10日 18時) (レス) id: b34285bee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御三家神�� | 作成日時：2018年1月28日 17時
