可愛いあの子はあの人の弟子で男の娘 (ページ13)

今日:14 hit、昨日:4 hit、合計:26,848 hit

十一話ページ13

三郎side

Aから離れて、雷蔵達の所に戻った。

三「ふぅ……」

勘「…三郎」

三「なんだ？」

雷「説明してもらおうか？」

三「なんの？」

勘「あの子の事だよ！！」

伊「それは、僕たちも聞きたいな」

浜「俺たちも！」

六年生と、四年生が集まってきた。

三「……何から聞きたいんだ？」

兵「まず、どうゆう関係？」

三「…弟子だけど？」

八「違う…弟子以外の事を聞いてんだ！」

みなが、興味津々で見ていたので、三郎は諦めて、話すことにした。

三「…私が、二年生の時から一緒暮らしていたんだ…」

勘「えぇぇえぇ！？そんな前から？！」

三「…あぁ」

みんな目を見開いて驚いていた。

平「じゃあ、なんで他の五年生の先輩方には、教えなかったのですか？」

兵「そうだよ！俺らはともかく雷蔵だけでも教えてもよかったんじゃないの？」

三「それは、出来なかったんだ…」

仙「？なぜだ？」

三「……私が三年の終わり頃Aは、旅に出てしまったんです」

タカ「ええぇぇぇ！？そうなの？！」

三「…はい」

留「旅をするには、幼すぎないか！？」

三「…Aは、強くなるために旅に出たいといっていたので、止めませんでした、でも無事に帰ってきたので、よかったと思っています」

雷「じゃあ、一緒に暮らしてたのは、一年ちょっとの間だけなの？」

三「あぁ」

潮「なるほどな～！」

小「面白い奴だな！！」

みなが、納得したようにしていると、

伊「…鉢屋…ちょっと聞いてもいい？」

三「何ですか？伊作先輩？」

伊「……なんで年上が、怖いのか…聞いても」

伊作の言葉を聞いた上級生は、真剣な顔になった。

三「………詳しくは言えません……ですが過去にトラウマがある、とだけ言っときます」

それを聞いてみな、顔が、暗くなったそれを見た三郎は、

三「…Aがここに来たのは、忍者になるためだけじゃないと思います。」

田「どうゆうことですか？」

みなの頭に?を浮かべていた。

三「多分年上が怖いのを、克服しに来たんだと、思います。なので…協力したあげてください、お願いします！」ﾍﾟｺ