甘い毒に囚われて

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「ジョングク…何したの…？」

「ん？…キスマークつけてみた」

「つけてみたって…」






さっきの電流で痺れたような感じはこれか






「僕のだって印になるでしょ？」







悪気のない笑顔で見つめるジョングクに少しだけため息をつく


あぁやっぱりこの笑顔に私はすごく弱いらしい








「…お風呂入ろっかな」

「お風呂？一緒に入る？」

「お風呂だけじゃ済まなくなるからやだ」

「えー」








ブーブーと文句を言うジョングクを置いて洗面所につく








「…あっ。」








首元で赤くなっている彼の “印”








「見えちゃうじゃん…」







鏡に映るそれは髪で隠してもきっとすぐばれてしまう場所にあった







「…いつからこんなに執着心が強くなったんだろ」







いつから？









あれ










いつからだっけ






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