甘い毒に囚われて

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「ねぇ…最近一緒にいる幼馴染…

テヒョンくんだっけ？」

「ん？あぁ、そうだよ。ちっさい頃からの幼馴染。でも…どうして？」

「いや、ただ聞いてみたかっただけだよ。


…今日、一緒にいたでしょ？」

「うん。大学の帰りに喫茶店行ってジョングク待つって言ったら、俺も行きたいって言い出してそのまま一緒になったって感じ」







あの時はえぇって思ったけど、相談したいこともあったから私的には好都合だったけど






「ふーん…、なんかやだな」

「えっ？」

「幼馴染ってわかってるけど…性別上、男だし」

「…でも、テヒョナに恋愛感情なんてもったこと…

「それでもやだ」






ぷくっと頬を膨らますジョングクに何故だか小動物に見えてしまう

そして思いっきり抱きしめたい





「…嫉妬？」

「…わかんない。なんか、こう、モヤモヤする」





胸のあたりを掴む仕草になんとも言えなくなる


これは…








「…そっかぁ。ごめんね、ジョングク。
心配かけちゃったね。

でも、安心して？私はジョングク一筋だよ？

ずっと一緒にいるって約束するから」


「…約束」


「うん、約束」






にっこり微笑みかけると、機嫌が良くなったのかふにゃと笑った







「Aちゃん、好きだよ」

「うん、私も」

「ずっと一緒だよ」

「うん」








頷くとにっこりと笑みを作ったまま

私に近づいて目を細めた









「じゃあさ、“A”



もし、約束破ったら…









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「えっ…」









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どうしよっか」









身体が痺れた









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