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「…なんか、疲れてる?」


いつものように隣に座ってきたテヒョナは私を見ると少しだけ首を傾げた


「え?」

「顔色が少しだけ悪い気がする」

「そうかな…」



自分の頬を触って、ははっと誤魔化す

もう良くなったと思ったんだけどなぁ



「寝不足かも」

「…ふーん。」



意味深に頷くと、ハァとため息を
ついた



「なによ」

「いや?お盛んでなによりと思って」

「なっ!」



ぼっと頬が熱くなった

なにを言ってるんだ、こやつは



「そそそっそんな、盛ってないわよ」

「いや、慌て方」

「昨日は、いろいろと大変だったの!」



きっとテヒョナを睨み付けると、はいはいと頬杖をついた



「さーて、俺の生活にいつ天使が訪れるかなー」


「えー、ここにいるじゃん??」


「えっどこ」



キョロキョロ私の周りを見渡すテヒョナにプクと頬を膨らます



「こーこー!」



手をぱたつかせて天使を装う


テヒョナは、一瞬私をじっとみた後鼻でふっと笑った




「Aは違う」

「なんでよーー!」

「そんな怖い天使がいたら俺びっくり」

「怖くないわよ!優しすぎるぐらいよ!」



もう知らないとそっぽを向くとごめんごめんと私の髪をすくう

クルッと毛先を回して遊ぶテヒョナは笑いながら言った



「Aは天使になれないよ

天使から落ちた








…堕天使なんだから」





「えっ…」



ぞくっとする感覚


テヒョナ…?




言葉の意味がわからなくてテヒョナの方を向くと

いつも通りの笑顔で私を見ている




「テヒョ…



「あっ先生来たよ」



…えっあっ…うん」



タイミングが悪く、聞けずに終わってしまった会話



…なんだったの



聞こうと思った言葉はそのまま胃の中でぐるぐる回った




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テテLOVE - おーーーー最高ですー!!!! テヒョナは、主のことが好きなのかな?? 続きがちょーきになる! (2019年12月8日 20時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - 超絶待ってました。嬉しすぎます!!これからも更新頑張って下さい! (2019年12月1日 21時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - 続き書かないんですか?気になります。 (2019年11月20日 22時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
PINO - サイコパス気味なジョングクたまらない笑 (2019年10月3日 7時) (レス) id: 1b3d3b4ee8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゅん(プロフ) - Pちゃん()さん» ありがとうございます!はい! (2019年9月22日 20時) (レス) id: 9ab2f04502 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅんちゅん | 作成日時:2019年8月4日 21時

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