∞UPPERS～願い～ FINAL (ページ2)

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JONNEY ページ2

あれから、何事も無かったかのように日々が過ぎていった
マックは普段通りオーダーを取ってきたし、みんな言われた通りの仕事をきちんとこなす、もちろんジャッキーも一緒に
オーダーがない日は店を開ける
あの日、家に帰ってきてから今日までずっと、あの１週間の出来事は誰も話題に挙げなかった
別に誰かに何かを口止めされたわけじゃない
でも、何となく、何も言えない雰囲気がみんなの中に流れていた
それに、聞く必要もなかった
それくらい、マックもジャッキーも、普通通りだったから
変わったことと言えば

JO「ジャッキー？聞いとる？」
JA「...」

ジャッキーが、考え込むことが増えたってことくらい、やろか

JO「ジャッキー？」
JA「ん...あぁ、すまん、何やったっけ？」
JO「だから、パエリア」
JA「せやった！、ったく...あいつらここぞとばかりにめんどくさいもん頼みやがって...」

そう言いながら野菜を切り刻む姿は、もういつものジャッキーにしか見えんかった
ちなみに今日は第2回開店祝賀会
この前はお客さんが来ちゃったから今度こそ7人だけでやりたい、とガムが提案
今はこうしてジャッキーと2人、料理を作っている