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丸山さんと共に、倉庫の奥の方にある階段を上る。
「あの...もしかして、皆さん、安田さんみたくサラリーマンだったりするんですか？」
橙「まぁそういう奴もおるで？週に一回店開くだけじゃ生活して行けへんし...まぁでも、俺は花屋一本やけど！」
「え、じゃあどうやって生計を」
橙「その話はまーたこーんど！ささ、事務所に着いたから入った入った！」
丸山さんに上手いこと話をはぐらかされて、2階へ。
だいぶ急で古びた階段を上った先には、これまた古めの木目調の扉。
丸山さんがなんの躊躇いもなくそこを開ければ、中に広がっていたのは、普通のアパートの一室のような玄関。
橙「ゆうちーん！連れてきたでー！」
と靴を脱いで勝手知ったる風に上がっていく丸山さんに対し、私はというと、キョロキョロ周りを見回して、まるで不審者
ソロソロと靴を脱いで玄関に上がったはいいものの、事務所にしてはあまりにも普通の部屋すぎてビビる。
だって、お風呂とか洗面所もあるし.....なんならキッチンまでついてて、カップラーメンの残骸とか、食器なんかが無造作に置かれてる。
...生活感ありすぎじゃない？
とりあえず、丸山さんが消えた部屋に向かって足を進めると、8畳くらいあるようなスペースに、テレビや机、棚なんかが配置されてて、雑誌やクッションなんかが床に転がってる。
その机に向かって何か書類を書いてる横山さんと、床に寝転がってマンガを読んでる渋谷さんが見えた。
黒「...あ。高山...Aさん？っておっしゃるんですね。今、マルから聞いて」
「はいっ...！あの、こんなラフな感じで申し訳ないんですけど...」
黒「あはは。見ての通り事務所言うてもただの部屋やから、ラフ言うならこっちの方がラフやわ。逆に申し訳ない。こんなとこに女の子連れ込んでしもて」
「いえ！大丈夫、です」
横山さんが、とりあえず座って、と向かい側を指し示すと、「マル、なんか飲み物」と、キッチンにいる丸山さんに声をかけた。
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倉安LOVE - これからのすばるくんと主人公ちゃんのやりとりに注目していきたいね。 (2018年11月3日 0時) (
レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 倉安LOVEさん» 嫌いなのか……好きなのか……笑 (2018年11月2日 21時) (レス) id: ee8561c84e (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - すばるくんは未だに主人公ちゃんのことを嫌っているのかなぁ？これからどうなっていくんだろう？ (2018年11月2日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - はい、楽しみに待っています。 (2018年10月30日 10時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 倉安LOVEさん» ありがとうございます！！！いやー主人公ちゃんどうするんでしょうね...笑 楽しみにしていてください！ (2018年10月29日 19時) (レス) id: ee8561c84e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2018年10月14日 8時
