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黄side
吐息が耳にかかって気持ち悪い
早く、早く誰か助けて...！
声を出そうとするけど、恐怖か緊張からか声が全然出えへん
「さぁ僕たちの家に帰ろう。村上くんがね、喜んでくれるんじゃないかなぁと思って、いろいろ家に用意してあるんだ。もちろん、君の部屋もちゃあんとあるよ」
黄「...っ...はぁっ...」
「もう絶対離さない。愛してる。初めて見た時から、君のことが好きだった。君は僕の救世主だ。君なしじゃ生きていけない」
黄「...っ、やめ...離し、て...」
「ふふっ...もう、恥ずかしがり屋だなぁ、村上くんは。まぁ、そんなところも可愛いけどね」
相手は、都合よくずっと抱きしめたまま喋ってるからか、俺の顔を見ていない
俺がヒナだと思いこんでいる
しかも、自分の世界に入り込んでいるから、俺の声も、もがく姿も目に入っちゃいない
きつい体臭が鼻を刺激して、涙が出そうになる
黄「はよ...っ！助けに、来てぇ...」
「ちょっとちょっと。まるで僕が君のことを襲っているみたいじゃない？違うよねぇ、僕たちは相思相愛だろ？」
黄「そんなわけ、ないっ...」
「もう、照れちゃって。いいから早く家に行こう。ちょうどこのへんに車を止めてあるんだ」
黄「ふざ、けん...」
俺より一回りも二回りも体格がでかい奴にかなうわけもなく、手首が折れるんじゃないかってくらい強い力で掴まれて、引きずられる
必死で抵抗して、全体重を地面へ預けてしゃがみこむ
あかん、もう持たへん...！と諦めてふっと力を抜いたその時
橙「何しとんじゃわれえええ！！！！」
ドカッ、とでっかい音がして、俺を引っ張る力が急に消えた
そのまま俺は後ろに勢いよく尻餅をついた
黒「はぁっ...はぁっ...すまん、どっくん...」
赤「...途中で見失ってん...！信号でやられた...」
黄「よ、かぁま...くん...すばる、くんっ...」
2人の姿を見たら、急に身体の力が抜けて、地面にそのまま倒れ込んだ
黒「ごめんなっ...辛い思いさせたな」
赤「間に合わへんかった...」
黄「...だい、じょぶ...それよりっ...」
ガシャンっ！と大きな音がそこいらに響き渡って、見てみると、マルがストーカーを近くのシャッターに叩きつけている音だった
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ゆめ(プロフ) - こはランドさん» ありがとうございます！まるくらの兄弟感が好きなので、どんなお話になるのか楽しみです(*´ω｀*) (2018年8月22日 14時) (
レス) id: ee8561c84e (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 村岡雄貴∞鮭鮫蝉ぱぁぁん！！さん» ありがとうございます！松原.の安定の絡み、私も大好きです笑 (2018年8月22日 14時) (レス) id: ee8561c84e (このIDを非表示/違反報告)
こはランド - こんにちは！いつもクスクス笑いながら読ませて頂いています！リクエストなんですが、大倉くんと丸山くんがお出かけふるお話が見たいです！これからも応援しています！頑張ってください！ (2018年8月20日 21時) (レス) id: c5df8d30e4 (このIDを非表示/違反報告)
村岡雄貴∞鮭鮫蝉ぱぁぁん！！ - 松原がおもろいw (2018年8月19日 17時) (レス) id: e50e2268b6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - greenさん» ありがとうございます！斗真くんはこれからも出す予定だったのでちょうど良かったです笑 (2018年8月17日 23時) (レス) id: ee8561c84e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2018年6月13日 0時
