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紫side
いや、お前は何の用もないやろ、と苦笑いですばるの隣に座るヨコ
紫「なんやねんな」
黒「奨学金の申請書類、サインしてもらうん忘れてた」
紫「...あぁ」
ホンマは、保護者や親権者のサインが必要なんやけど、ヨコの場合、親もおらへんし、そのへん複雑でめんどいからって、学校に相談して、俺がサインしてもええぅて許可もらった
ってなわけで、奨学金のサインはいつも俺がすることに
紫「すばる、ホンマに関係ないやんか」
黒「一緒にゲームしてただけ」
赤「なんやねん！来たらあかんか！！」
紫「そうは言うてへんけど」
ヨコの書類にサインしながら、俺はちょうどええ機会やし、と、2人に将来のことを聞いてみることにした
紫「ちょうど、こいつらとも将来のこととか話しとったとこやけど、お前ら大学卒業したらどうするん？」
赤「え、何、真面目な話なら俺帰る」
紫「なんでやねん」
緑「俺らも全員話したんやから」
紫「だから、お前は俺の話なんかさっぱり聞かなかったやんけ」
2人とも、うーん、と考える素振りを見せて、最初に口を開いたのはヨコ
まだ、はっきりとは決めてへんけど、と前置きして
黒「公務員になりたい」
青「へー！よこちょ、意外やな」
黒「やっぱり、給料ええし、１回なったらとりあえず安心？やし...ただ」
紫「ただ？」
黒「講座受ける金がないから、試験受けるとしたら独学なんやけど...俺、独学でそこまで勉強できるか分からへん」
やっぱり、ネックになるんは金よなぁ...
弟さんも、自衛隊に入る言うてたし、その為の学校に行くやろから、お金もかかるし
黒「バイトもしながら、ってなると、キツイかもしれんなって思うてる」
紫「...そうか」
親戚の方も、援助してくれる言うてるんやし、頼ったらええのに、そのへんがヨコの頑固なとこで、たった1人の家族やから、自分が出してやらなあかんって、思い込んでるんやろなぁ
紫「厳しくなったら、いろんな人頼ってええんやからな？1人で抱え込むんだけはやめとけよ」
黒「...ま、自分の問題やから」
ふっ、と視線を逸らされる
なんか寂しくなってまうけど、まぁ、ヨコの言う通り、ヨコ自身の問題でもあるから、俺がとやかく口出すことちゃうな、ましてやもう大学生やし
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ゆめ(プロフ) - りんごさん» (∩´∀｀)∩ﾜｰｲありがとうございます！すばるくん、男らしくて真っ直ぐでカッコイイっす...！またリクエストお待ちしております(`・ω・´)ゞビシッ!! (2017年9月28日 14時) (
レス) id: 3097ca73fe (このIDを非表示/違反報告)
りんご - リクエスト書いてくださってありがとうございました！亮ちゃんのシリアスなお話、とても良かったです。すばるくんもかっこ良かったです^ ^これからも楽しみにしてます！ (2017年9月28日 14時) (レス) id: 13820ee2cc (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - ルナ(ﾉﾉ_☆)さん» 基本的に、授業しっかり聞いてるのマルちゃんしかいない説...← (2017年9月23日 21時) (レス) id: 3097ca73fe (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(ﾉﾉ_☆)(プロフ) - ありがとうございます<(_ _*)>私の予想では、大倉あたりは、寝てそうですねw (2017年9月23日 18時) (レス) id: 0cbaf03170 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - ルナ(ﾉﾉ_☆)さん» ルナさん、いつも見ていただきありがとうございます！リクエスト承りました！彼らは、学校でどうやって過ごしてるんでしょうね...ちゃんとやっていけてるんでしょうか笑 (2017年9月23日 18時) (レス) id: 3097ca73fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ
| 作成日時：2017年8月28日 23時
