好きな人【JN】 (ページ10)

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時間が経つのは早いもので、

もうすぐ終電間近になってしまった。

JN「そろそろ行こっか〜

今日も遅くまでごめんね(´°ω°｀)」

"送ってくよ(^^)"なんて爽やかな笑顔を添えて

ソクジンさんと店を後にした。

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ギリギリ終電に間に合ったのは良いものの、

私の自宅の最寄り駅でソクジンさんも下車。

ソクジンさんは私よりも2駅先なのに

JN「酔い覚ましに歩きたい気分だから良いの！」

と聞いてくれず終電が行ってしまった。

それ以上は私も何も言えず流れで送ってもらう事にした。

家まで送ってもらう事はあったけど、

終電まで一緒にいるのは初めてだなぁーとか、

隣に並ぶソクジンさんをチラ見しては

横顔素敵だなぁ、顔小さいなぁなんて思いながら自宅へ向かう。

しばらく沈黙が続いたが

それを破ったのはソクジンさんだった。

JN「…Aさんはさ、

好きな人いないの？」

『え、あ…え？』

JN「あ、いやあの！

…いつも相談聞いてもらってばかりだから、

僕も相談乗りたいなぁ…なんて。』

そんなきゅるるんってした顔で見ないで…(笑)

『………いますよ』

ソクジンさんです、なんて言えないけど。