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子供達「えー〜〜〜」
いつものパターンに子供たちはげんなりする
博士「では、問題じゃ!」
博士「ひらがなの行の中で、1番スケールが大きいのは次のうちどれでしょう?1番、あ行。2番、か行。3番、さ行。4番、た行。」
元太「てか、スケールってなんだ?」
元太が首を傾げると
A「規模が一番大きいってことだよ」
といつの間にか帰ってきたAが言った
歩美「あっ!Aお姉さんおかえりなさい!」
A「ただいま〜!クイズしてるの?」
元太「俺と歩美のコントローラに画面をつけるためにな!」
ふーんと言いながら、光彦の液晶モニターを見るA。
光彦「お姉さんは、分かりますか?」
A「まぁ…わかるよ。」
歩美「え〜!教えて〜!!」
A「なら、ヒントね?『はくちょう』がどこかから帰ってくるよ?」
そう言ってニッコリ笑うと、阿笠博士が「ちょっ、A君!」と言った。
歩美「ハクチョウさんがお家に帰るの?」
元太「あ!湖だ!!」
Aは、チッチッチッと指を横に振る、子供たちはおうち、うち、うち……と呟きながら考えている。
光彦「あー!!分かりました!無人探査機『はくちょう』が宇宙から帰ってきます」
A「じゃあ、正解は?」
そうAが尋ねると
光彦「1番のあ行です!あいうえおの中間の文字は『う』つまり、『うちゅう』となります!宇宙は何よりもスケールが大きいですから」
A「ピンポーン!正解!!」
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作者名:まこまこ | 作成日時:2020年6月3日 22時