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阿笠博士の庭に少年探偵団と何故か呼ばれた新草Aは、ドローンを飛ばしていた。

歩美「すごーい!」

元太「あっという間に飛んでったぜ!」

興奮する2人の横で、光彦は双眼鏡を目に当てた

光彦「随分高く飛ぶんですね〜」

元太「あっ!俺にも見せろよ!!」

歩美「あたしにも〜!」

光彦の元へ駆け出す元太と歩美のそばで、ドローンを操作する阿笠博士は得意げに笑っていた

博士「高度1万メートルを30分飛行できるんじゃぞ!」

と自慢しながら空高く飛ぶドローンを上下左右に動かす。

建物の窓に寄りかかっていたコナンは、呆れた様子で見ていた。

コナン(そりゃドローン世界記録だろうけどさ……)

コナン「にしても、そんな高度でどうやって操縦するんだ?」

『衛星の通信を使ってるらしいよ〜』

背後から声がしてコナンが振り返ると、リビングに居た新草Aと灰原哀がいつの間にか窓際に来ていた。

『だから離れていても操作できるらしいよ!ねっ?哀ちゃん!』

そう言って、Aは灰原の方を向いた

灰原「ええ…」

灰原が素っ気ない返事をした

コナン「ふーん」

3人の会話に気づいた阿笠博士が振り返った

博士「機体から送られてくる映像と緯度・経度のデータを頼りに飛ぶんじゃが、方向、速度、カメラの操作を3つ同時にせにゃならんので難しくてのぉ」

そう言いながら、コントローラの液晶モニターに映る風景とデータを見て、忙しく親指を動かす。

『博士、貸してみて?』

そう言ってAは博士からコントローラを奪って操縦し始めた。
コナンは、簡単に操縦するAを見て苦笑いをした。

コナン「でも、なんでこんなドローン作ったんだ?」

コナンが問いかけると博士は、男のロマンだと語った。

コナン(いろんな法律に触れそうな発明だな……)

コナンが心の中でつっこむとリビングのテレビからアナウンサーの声が聞こえてきた。

「さて、CMの後は開催迫る東京サミットの最新情報をお送りします」

コナンと灰原は室内に入り、リビングのソファに座ってテレビを見始めた

OP.→←自己紹介的な(?)



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作者名:まこまこ | 作成日時:2020年6月3日 22時

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