私立Ｊ学園＊Ｊ組

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アーケードゲーム


深「じゃあ次はこれだー！」

『よく見たことあるけどこれも初めてやる！』

深「今度こそやっつけちゃうからな！」

『おっ！なんだフリか〜？』

深「違うわ！(笑)まあ笑っていられるのも今のうちだがな！』

『よし、早くやろー！』

深「じゃあAちゃんはこっちの台ね」

『わー！ゲームやってる！って感じ！』

深「さっきからずっとゲームしかしてないんだけどね(笑)あ、ほら始まるよ」

『え、なにこれどうやって操作するの？ふっかめちゃめちゃ攻撃してくるじゃん！なにこれ！やめて〜！』

深「おりゃおりゃおりゃ〜！必殺技炸裂！！」

『きゃー！逃げてー！避けてー！ジャンプ！ジャンプ！って、あぁ…KO…』

深「はっはっはっ！どうだ！俺の実力！」

『これおかしい。ふっかの方が強そう！ふっかのキャラでやりたい！台交換しよ！』

深「嘘でしょ？もう次始まるよ？って、ああ！ほら！」

『どいて！わたしこっちの台でやる！』

深「ちょっと！この隙にすげー攻撃してんじゃん！やばいやばい！(笑)」

『いっけー！！(ボタン連打)』

深「負けねーぞー！！！(必殺技攻撃)」



『ふっか強すぎ。』

深「イェーイ！俺の勝ちー！」

『これ難しい。つまんない。』

深「ごめんごめん、思わず本気でやり過ぎた(笑)もう外暗くなってきてるしそろそろ出よっか」

『だね！でもなんだかんだ全部楽しかった！』

深「俺こそ本気で楽しんじゃった！また来ような！」

『うん！打倒ふっかできるまでやる！(笑)』

深「Aちゃんほんとにやりそうで怖いわ(笑)」



ゲーセンを出て駅まで一緒に歩く。ふっかは歩いて帰るから改札前でバイバイ。


『ふっか今日はありがとうね！ほんとにこれ全部貰っちゃっていいの？』

深「当たり前じゃん！全部Aちゃんの為に取ったんだから！」

『お菓子はみんなで食べようね！

深「じゃあぬいぐるみは俺だと思って毎晩抱きしめて寝てね(笑)」

『え〜ふっかこんなに可愛くないよ〜！(笑)』

深「おいこら！(笑)」

『でもお部屋に飾るね！ありがと！じゃあまた学校でね！』

深「うん。気をつけて帰るんだよ。」




ゲーセンの景品がパンパンに入ったおっきい袋を持って電車に乗るのは少し恥ずかしいけど、
ふっかがわたしの為に！って取ってくれたものだからどれも宝物でとっても嬉しい。





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