22話 ページ26
秋風「 俺を山の中に捨ててください」
しのぶ「はい?」
秋風「治療などしないで……俺をどこかの山に……置いといてください……」
しのぶ「なに馬鹿げた事を言っているんですか?」
秋風「本気です……俺は……皆さんに幸せになってもらいたいのです……鬼に……家族を殺された……人が苦しまないためにも」
しのぶ「そんなことは!ないです!」
秋風「しのぶさんだってお姉さんを亡くされてますよね……鬼のせいで……」
しのぶ「……」
秋風「お願いします……」
しのぶ「私にもひとつ条件があります」
秋風「……?」
しのぶ「御館様に山の中に御屋敷を貸してもらいそこで治療する事を承諾してください」
怒った顔で承諾しなきゃ強制的に行かせそうな顔をしている胡蝶しのぶ
秋風「分かりました……行かなきゃ……強制的に行かせますよね……?」
しのぶ「あらそんなことはしませんよニコニコ」
秋風「顔が……怖い……」
_______________
しのぶ「という事がありまして少し強引でしたが」
産屋敷「ありがとうしのぶ、彼なりに皆に気を使っているつもりなんだろうね」
しのぶ「彼は遠慮しすぎです……時折心配になります」
産屋敷「しのぶは彼の事が好きだから心配なんだよね?」
しのぶ「ゴホ!……御館様……」
産屋敷「子供達のことは全てお見通しだよ」
しのぶ「……」
顔が真っ赤
産屋敷「しのぶ……あとは彼の事頼むよ……」
しのぶ「はい!お任せ下さい」
数日後 胡蝶屋敷では
天元「あいつに会えないだと?」
無一郎「体調が急変したの?」
みつり「急変しちゃったの?!」
伊黒「……」
杏「……よもや……」
しのぶ「彼は息を吹き返しました……容態は安心は出来ませんが全力で治療しておりますので」
杏「会えないのか?」
しのぶ「はい……彼のお願いですので」
杏「秋風がか?」
しのぶ「はい……」
不死川「くそっ!1人で抱え込みやがってぇ」
しのぶ「皆さんには普通の生活に戻って貰うだけです彼は私に任せてください。」
一同「……」
2ヶ月後
しのぶが秋風がいる屋敷に治療に向かう途中
しのぶ「煉獄さん……いるのバレてますよ」
杏「よもや……バレたか」
しのぶ「彼に会いたいのは分かりますがダメです」
杏「遠目でもいい……」
しのぶ「はぁ……まだ彼の事諦めてないのですね」
杏「無論だ!」
しのぶ「分かりました着いてきてください」
37人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜奈(プロフ) - 田中になってるの気が付きませんでしたありがとうございます!!! (2020年11月18日 22時) (レス) id: d4cad16a17 (このIDを非表示/違反報告)
なきなき - 田中さんじゃなくって村田さんですよー (2020年11月18日 18時) (レス) id: 792a64e4dd (このIDを非表示/違反報告)
るあが(プロフ) - 注意ありがとうございます。((。´・ω・)。´_ _))ペコリ (2020年2月12日 18時) (レス) id: d4cad16a17 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月12日 18時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜奈 | 作成日時:2020年2月12日 17時