俺の心臓 (男主)

15話 ページ17

不死川サイド

あいつが御館様の館に来ている事を知ってすぐさま向かったら鬼の秋風が居た……鬼になっても煉獄が好きな事は変わらない……鬼を人間に戻すには自分の心臓がいるなどを話して俺たちの前から居なくなった。

不死川「これをあいつに渡せか……俺にはなんもなかったのにな」

煉獄家では

雅子「はい杏寿郎さんカステーラですよ」

杏「珍しい甘味だな！」

雅子「はいお父様から送っていただきましてぜひ2人で食べなさいと」

杏「そうか」

雅子「どうされました？なにか悩みでも？」

杏「継子であった秋風が居なくなってはや１ヶ月安否確認はされているが俺の前には姿を現さなくて」

雅子「そうですか……お父様に頼みましてこちらでも捜索しましょうか？」

杏「義父さんにまで迷惑はかけたくない自分で探すとするよ」

寿郎「おぎゃ〜おぎゃ〜」

雅子「あら？寿郎起きたのねあやしてきますね」

杏「いつもすまないね」

作者《いつの間にって感じですがお許しください》

雅子「いえ私はあなたと入れて幸せですから」

不死川「ちょうどいいところにいたな」

杏「不死川なんだ……」

不死川「これあいつから」

杏「ハンカチ……を送る……」

不死川「もう戻らないつもりらしいそしてあいつは自分から身を投げ出すだろう」

杏「？！？！よもや……」

不死川「あいつはお前の事が好きだった、婚約者を見て自分は身を引いた方がいいと思ったらしい」

杏「俺は……」

不死川「めそめそすんなっ！前のお前はそんなんじゃなかっただろ？！あいつを貰ってもいいのかぁ」

杏「それはダメだ!!!」

不死川「でもよ父親となったお前はそんなん言える立場か？」

杏「くっ……」

しのぶ「不死川さんもういいでしょう？」

不死川「けっ！」睨みつけて帰って行く

しのぶ「煉獄さん彼は彼なりに心配をしているんですよ？秋風君に関しては研究を進めていますので人間に戻ることは可能でしょう」

杏「人間に戻ったとしてもそばにいてくれるだろうか？」

しのぶ「煉獄さんそこまで考えなくても彼は貴方を待っているでしょう」

雅子「しのぶ様どうされました？」

しのぶ「煉獄さんの健康診断と寿郎君の検診に来ました。」

雅子「はいどうぞこちらに……」スリッパ出す

しのぶ(私は堂々としていた煉獄杏寿郎さんに戻って欲しいです) 小声で話す

杏「わかっている……」

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