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ページ33

「ま、分かると思うけど。トントンです。こいつら、うるさいと思うけど、楽しんでゲームしような!」


「…はい!えっと…皆さんも、よろしくお願いします」


「「よろしく〜」」


辿々しくも、キャラを動かしてみれば、目の前のブロックが破壊されてしまい「ごめんなさい」と皆さんに謝る。それと同時に、後ろから笑い声が聞こえて、頰を膨らませた。


「…A、しゃがむキーはコレな?」


「分かってます〜」


「ハイハイ」


ぽんぽんと頭を撫でられて、さらに顔を顰める。子供扱いされてるみたい。なんて考えながら、キャラを動かしてみる。
ゾムくんがゲームをしているところを見ていたので、なんとなく分かる。


「はぁぁ…ええなぁ」


「大先生も女連れてくればええやん」


「シッマ、分かってないな。俺は別に彼女とゲームなんてしたないねん。女なんて抱…」


「あーーーーーー!」


え、なに。

唐突に叫び始めたゾムくんに、思わず振り向けば、ヘッドホンを外されてしまう。


「大先生、ホンマにやめろ」


そう言って、私抜きでの通話を行ったゾムくんは、暫くして、ヘッドホンを付け直した。
すぐに、賑やかな声が聞こえて、大人数での通話は楽しそうだなぁ、なんて思う。


「…それじゃ、マイクラ人狼始めますか!」


「おい、チーノ。女子がおるからって、なに、仕切っとんじゃ!」


「コネシマさんコネシマさん。俺、ゾムさんの彼女だとしても、ええように見られたいです」


「そうか…よし!許す!」


「いや、お前が許すんかーい」


最後に耐えきれなくなったのか、ツッコミを入れるトントンさん。
コネシマさんはやはり元気で、色々とムードメーカーっぽい。
ずっと、ワイワイと会話しているあたり、流石は実況者といったところなのだろうか。
会話に入らず、皆さんの会話を聞いていれば、私に話しかけるロボロさんの声。


「ごめんな?花宮さん、嫌になったらすぐ言ってくれてええから」


「え?いや、全然大丈夫ですよ。むしろ、楽しいです」


「ほんまに?言われて嫌なこととかあったら、すぐにゾムとかに言うんやで?」


「ふふ、ロボロさんって優しいんですね」


「え?いや…当然…と言いますか…」


急に歯切れが悪くなるロボロさんに、通話が静かになる。
さっきまで楽しそうに話していた、コネシマさん達まで黙っており、ロボロさんが怒り気味に声を上げた。

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月見(プロフ) - ゆうなさん» 感想ありがとうございます!!文才が足りないところも多々ありますが、頑張ります!(笑) (2021年2月22日 20時) (レス) id: 3ca37bb3dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 続編…!!!!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、ゾムがイケメンだ、イケメンだぁぁぁぁぁっっ!!!そして夢主も可愛いっっっ!!ぁぁぁぁぁぁあぁあ、話が面白すぎる!そしてめっちゃ癒されます…てかもうにやけ顔が収まらんww これからも頑張ってください!!! (2021年2月18日 4時) (レス) id: 53cc08d6c4 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - RURUさん» 続編の方にも、感想ありがとうございます!続編も頑張りますね! (2021年1月23日 16時) (レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - すき焼き…(訳:続編も最高です) (2021年1月14日 16時) (レス) id: 4226f6833e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月見 | 作成日時:2021年1月13日 23時

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