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zm side
�爛哨爐�んのアホ！バカ！これじゃ、授業に集中できない！なにしてるの！？��
と書かれてあるルーズリーフ。落ち着かないのか、挙動不審なAの背中を眺めて、ペンを走らせる。
��Aの背中眺めてたら、手が勝手に。…許してぇや！��
そう書いて、窓側から、ルーズリーフをバレないようにAの机へ投げる。
Aは読んだ後に、俺の方を向いて、「次はないからね」と小さく言った後に、黒板の方を向いた。
許してくれるんや…。
そんな事実に嬉しくなって、小さく笑みが溢れる。
少しだけ胸元を押さえながら、授業を聞いているAが、可愛らしくて、数学の授業が少しだけ楽しく感じた。
授業が終わって、放課後。
あれから、授業を受けながらもAを監視していたわけだが、特に変わった様子はなかった。
あの男子生徒のことを話し出すこともなく、帰る時間が近づく。
そんな時に、スマホが鳴る。
内容を見れば、大先生からのメッセージで、例の男子生徒が、一人でどこかに向かっているという。
「…A、ちょっと、ここで待っといてーな！」
「…？用事？」
「ま、そんなとこやな」
「ん、わかった。いってらっしゃい」
そんな会話をして、Aと分かれ、大先生に言われた場所まで急ぐ。
階段を降りてすぐ、大先生の背中が見えて、肩に手を置いた。
ビクッと一瞬震える肩。
「なんや、ゾムか。ビビったぁ〜」
「んで、アイツ、どこ向かっとん？」
「んー…どこやろ？」
「は？無能か？」
「いやいや、ちゃんとお仕事はしましたやん！」
「それもそうやな」
別に、ソイツがどこに行こうが関係のない話なのだが。
なんて、考えながらも、例の男子生徒の背中を少しだけ、睨みつける。
「ん？なぁ、ゾム。アイツ、こっち向いたで？」
向いたってほどではないが、キョロキョロと俺たちの方を軽く見渡す男子生徒。
ここで、バレるのは面倒くさいので、死角になるところで大先生と隠れて、足音だけに耳を澄ませる。
コツコツと此方に向かってくる足音。
どうやら、行き先が変わったらしい。
「大先生、一旦コッチ」
「うぐっ」
グイッと大先生の後ろ襟を掴んで、階段裏の死角に避難。
その男は、俺らに気付くこともなく、階段を走って上がっていく。
教室に忘れもんか？
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月見(プロフ) - RURUさん» 感想ありがとうございます！もっと、二人の仲を上手く書けるように頑張りますね！（笑） (2021年1月23日 16時) (
レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 尊い…(尊死)好k(昇天) (2021年1月14日 16時) (レス) id: 4226f6833e (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - あんこおさん» 感想ありがとうございます！続編も頑張ります！（笑）rdさん了解しました。私も考えていたので、絶対書きます！（笑） (2021年1月14日 0時) (レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - みかん_(:3」z)_さん» いえいえ！そんなことないです（笑） (2021年1月14日 0時) (レス) id: 1f912309a9 (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - もう夢主もZさんも可愛すぎてこっちが昇天します。続編頑張って下さい！！あと、ついでに青いrdさんと絡ませてくれると嬉しいです() (2021年1月11日 19時) (レス) id: 922d9dcc2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見 | 作成日時：2020年12月27日 17時
