そんなこんなで ページ7
一度仮の屋敷に戻ってしばらく帰らない旨を伝えたところ案の定閉じ込められそうになったから、そこはね、頑張った。
それにしても五条悟、面白い。
次の日の朝、とある火葬場に来てくれと連絡があったためそこに向かう。
誰か亡くなったのか…?
着くと誰もおらず五条さんにメールを打つ
するとすぐに返ってきて収骨室の前にいるからそこまで来てくれ、と。
収骨室ってどこだよ、と広い火葬場を歩くと見覚えのある目隠しがいた。
「あ、おーい」
「なぜ、ここに?」
「実はさ、昨日の子の祖父が亡くなられてね」
「そうだったんですね…」
「中入るよ」
五条さんに連れられて中に入ると昨日の少年ひとり。
その辺の事情は深くは突っ込めないけど、骨壷を持った少年が五条さんに問いかける。
「あの指まだある?」
五条さんは何やら黒っぽい物体を少年に渡す。少年は「改めて見ると気色悪いなぁ」って言うけど、改めて見なくても気色悪いよ?
あ。まって、昨日グリムジョーこいつ指食ったとか言ってなかった?
しかも今、「指まだある?」って…
もしかして、食うの!?
そんなこと1人で悶々と考えているとホントに食った。
えっ。マジかよこいつ。
_____「よく見てろA」
「え?はい」
_____「アレが両面宿儺だ」
すると少年の顔に一瞬模様が浮き上がり、笑い始めた。
こわ。
アレがって言うけどどれよ。
両面宿儺どれ。
「おえっ!まっず!笑えてくるわ」
まず食おうと思わねぇよ。
五条さんも五条さんでニヤニヤしてるし、こいつら何?
「どったの?」
「いや、なんでもない」
五条さんが少年に覚悟は出来たか聞くと、全然出来てない、なんで俺が死刑に、と答えた。
え。こいつ死刑?
宿儺の指は全部食ってやる、と少年が言うと五条さんは楽しい地獄になりそうだ、と。
ダメだ、ついていけない。
「んでさ、ずっと気になってたんだけど…後ろの女子、誰?」
「ほら、挨拶」
「は? はぁ… 一色Aです」
「一色か!俺、虎杖悠仁!」
虎杖悠仁
両面宿儺の器、ねぇ…
「今日中に荷物まとめておいで」
「どっか行くの?」
五条さんがドアの方へ歩いていくと、ピッと音がしてドアが開き、これまた昨日の呪術師がいた
「東京。
お前らはこれから俺と同じ呪術師の学校に転入するんだ」
…ん?
お前
「えっ?」
「東京都立呪術高等専門学校」
「ちなみに1年生は君らで4人目」
「少なっ!」
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蓮夜 - BLEACHですか!?かっこいい!!!めっちゃ面白いです。応援してます!!! (5月20日 14時) (レス) @page3 id: 574d664119 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - 続編ぜひ、読みたいです!読んでる側からしたら、いい所で区切られたからこそ気になっちゃいます笑 (2021年1月13日 22時) (レス) id: a30ea6f0a7 (このIDを非表示/違反報告)
朱希 - 凄い面白い更新頑張ってください (2021年1月13日 12時) (レス) id: f434abfcd6 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - めちゃくちゃ面白い…神作品!!めっちゃやばい!(語彙力) (2021年1月6日 10時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
2代目(プロフ) - 第6十刃!!!神ですか!?神!?更新頑張って下さい! (2021年1月4日 22時) (レス) id: 7fe9481e51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮 | 作成日時:2020年12月31日 21時