討伐完了 ページ42
「もう逃げらんねぇなァ？」
「！！？」
驚きを隠せないでいる呪霊に俺は掌を向ける。
ちょうど、心臓のあたり。
焦りと恐怖で腕を引き抜こうとする呪霊だが、そうはさせない。ガシッ、と腕を掴み逃がさない。散々遊んでくれたんだ、それなりに苦しませねぇとなァ…
あぁ、でもまぁ、これを撃ってしまえば苦しむことなく一瞬で消し飛ぶか。
後処理は他がどうにかしてくれるだろう。
降ってきた雨が滴り落ちて足元に広がる血溜まりと合わさり広がっていく。
「死ぬ覚悟はできたか？」
「ﾋｨｱｯ、ﾋｯ」
「俺様と出会っちまったのが運の尽きだ。恨むなら己を恨め？」
悪あがきとでもいうのだろうか、腕が刺さったまま俺に攻撃を加えてくる。
あぁ、なおさら、
ここで殺さねェと気が済まない。
関節が外れたのか腱が切れたのか、だれ下がった肩を元に戻し、再び掌を向ける。
「_____
俺の掌から高濃度・高密度・高圧力の呪力が呪霊に撃ちこむ形で放出され、大爆発が起きた。
大爆発の余波で空間が歪んでいるが、まぁいい。呪霊は遊園地と共に文字通り��消し飛んだ��。
あとはこの右胸…
ググ、と刺さっている腕を引き抜いて捨て、そいつも焼き消す。
この穴、呪力が流し込まれた跡がある… あの雑魚、いつの間にそんな小細工を…
直ぐには埋まらない上、血も満足に止まらない。
あぁ… このまま倒れてしまいたい…
「チッ、甘ったれんな。長谷川さん運んで、その後釘崎達のとこに…」
車、はもう無理だな、時間的に間に合わない。
走って長谷川さんのとこまで行き、声をかける。
「長谷川！！」
「ん、ッガは、ゴほっ、」
「まずい、直ぐ連れて行かねぇと…… 少し揺れるが、勘弁しろよ…！」
俺は大急ぎで
「アンタ、なにしてんの…？」
「説明は後でする！！俺の不手際で長谷川に怪我を負わせちまった…！硝子さん、頼む！！治してやってくれ！
俺は１年３人のところに行く！！！」
「ちょ、待ちなって！」
いつものように口調も正すことなく、そんな声も無視するほど俺の気は早っていた。
なにか、嫌な予感がする。
再び
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蓮夜 - BLEACHですか！？かっこいい！！！めっちゃ面白いです。応援してます!!! (5月20日 14時) (
レス) @page3 id: 574d664119 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - 続編ぜひ、読みたいです！読んでる側からしたら、いい所で区切られたからこそ気になっちゃいます笑 (2021年1月13日 22時) (レス) id: a30ea6f0a7 (このIDを非表示/違反報告)
朱希 - 凄い面白い更新頑張ってください (2021年1月13日 12時) (レス) id: f434abfcd6 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - めちゃくちゃ面白い…神作品！！めっちゃやばい！(語彙力) (2021年1月6日 10時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
2代目(プロフ) - 第6十刃！！！神ですか！？神！？更新頑張って下さい！ (2021年1月4日 22時) (レス) id: 7fe9481e51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 | 作成日時：2020年12月31日 21時
